【森繁和×岩瀬仁紀】来季の「中日ドラゴンズ」を担う井上一樹新監督の素顔明かす

ドラゴンズ

  • 森繁和×岩瀬仁紀が井上新監督についてトーク

来季から中日ドラゴンズの指揮を執る、井上一樹新監督。一体、どんなチームを作っていくのか? 井上監督を現役時代から知る森繁和と岩瀬仁紀が、その人となりや、期待するポイントを語る!

  • 2000~2024年「中日ドラゴンズ」監督・順位・勝率

まずは過去の成績を見て、「左と右ではえらい違いですよね(笑)」(岩瀬)、「数字で言ったら4倍くらいになるんじゃない?」(森)。
さらに森は、「さぁこれで井上監督ですか…まぁやる方も大変だよね、そのつもりで受けてるんだろうけど。みんな当然、受けたら優勝に向かっていくわけだから。どういう野球をするんでしょうね」と話す。

選手とのコミュニケーションはバッチリ!

――井上一樹新監督は、どういう方ですか?

森「コーチと選手としては一緒にやっていた時期がある。落合(博満)さんが監督の時(2011年)に、彼は二軍監督をやってるんだよね。その時も球団の方から、“井上一樹は将来的に監督を任せられるメンバー”と聞いていたので、落合監督も二軍監督にしたんだと思うんですよ。

選手時代の一樹は知っているけど、それからはあまり接点がなくて、ちょこちょこ会うことがあるくらい。俺はピッチングコーチをやっていたけど、練習中に俺の方からちょっかい出しやすい野手だったので、グラウンドの中ではいろいろ話しました。俺の中では、(ピンクのリストバンドから)“ピンク”のイメージ(笑)。チームを明るく楽しくできればいいなと思います」

  • “井上一樹は将来的に監督を任せられるメンバー”と聞いていた(森)

岩瀬「僕はピッチャーで一樹さんは外野手でしたけど、よく声をかけてもらって。兄貴肌の選手でしたね。選手会長としてチームをまとめていたので、当時からそういうことを率先してできるタイプでした」

森「日本一になった年の選手会長、一樹じゃなかった? 優勝パレードの時、落合監督の隣で車に乗ってた印象がある。選手会長をやりながらも、なかなかスタメンで出られない時にグチっていたのは知ってて、いろんな話はしたけどね。若い選手と話をしたり、ご飯に連れていったりしているのも見てるし…。そういう意味では、これから選手といい話し相手になれるんじゃないかな。あとはコーチ陣をどうするか」

岩瀬「一樹さんはとにかく、下を向く選手が好きじゃないです。前を向く選手が大好きですから」

選手をよく知る井上新監督 中田翔の起用法に注目

――井上監督は今年二軍監督を務めていましたが、監督の“前向きな姿勢”が、今年の二軍の雰囲気を作っていたのでしょうか。

岩瀬「そのままですよね」

森「二軍でそれができても、一軍でどれくらいできるか。あいつの腕の見せ所だね。どこかで会ったら聞いてみたい」

  • 二軍でそれができても、一軍でどれくらいできるか(森)

――お2人は、井上監督にどんなことを期待しますか?

森「二軍で監督をやっていたから、若い選手が入れ代わり立ち代わり二軍に落ちていくのを知っている。選手を分かっている分、使いやすいだろうし、練習の中でもいろんなことがしやすくなるんじゃないかなと思う。一軍にずっといた選手や年配の選手、よそから来ている選手もいるので、そういう選手をどう扱うかというのもあるし…。あとはやっぱり、中田(翔)だろうね。翔をどういう風に使うか」

  • 二軍監督から一軍監督になるので、選手もやりやすさがある(岩瀬)

岩瀬「コミュニケーションをよくとる方なので、そういったところは心配してないです。二軍監督から一軍監督になるので、選手もやりやすさがあるだろうし、監督自身もやりやすさがあると思います。その辺をうまく生かしてほしいですね」

この他、「引退する田島慎二投手との思い出」「2人が引退を決めた出来事」「歴戦の猛者・青木宣親選手」についてもまだまだトーク!

 

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