2025年シーズン開幕を前に、森繁和と岩瀬仁紀が期待の投手を挙げ、「中日ドラゴンズ」の開幕ローテーションを予想した(※収録は2月26日)。
「ほれぼれするような球を投げる」ドラフト1位ルーキー・金丸夢斗を高く評価
まずは、森、岩瀬ともに、沖縄・読谷村での二軍キャンプで始動したドラフト1位ルーキー・金丸夢斗を高く評価。森がキャンプを訪問した際、金丸はまだ調整段階だったそうだが、「どんどん上げていくだろうからね。これからが楽しみ。開幕に合わせることはないし、多少遅れても自分のペースを保ちながらいった方がいいと思う」と期待を込めた。
岩瀬も「いいピッチャーですよ。もう完成されているし、考え方もしっかりしている。後は状態だけだと思います。僕が見た時にはもう力を入れて投げていたので、段階を踏んで(一軍に)上がってくるのでは。特にカーブがいい」と、金丸の実力に太鼓判を押す。
森も「ほれぼれするようなボールを投げるよね。学生で日本代表の時から何回か見ているけど、ストレートだけじゃなくて変化球がいい」と絶賛した。
理想の開幕ローテーションは?
理想の開幕ローテーションについては2人とも頭を悩ませつつ、「あくまでも理想だよ(笑)」(森)と前置きしつつ、6人の名前を挙げた。
(※3月2日(日)に井上一樹監督が「開幕投手は髙橋宏斗」と明言)
3月28日(金)から始まる横浜3連戦(横浜スタジアム)。森は、開幕投手に去年と同じ柳裕也、第2戦は新外国人のマラー、第3戦は涌井秀章と予想。岩瀬は開幕投手にマラー、第2戦は柳、第3戦はメヒアと予想。
4月1日(金)からの巨人3連戦(バンテリンドーム)のローテーションについては、第1戦が髙橋宏斗、第2戦が大野雄大、第3戦が松木平優太と、森と岩瀬の意見が見事に一致。
「柳は去年、横浜戦含めてそこそこゲームを作っていた。球団としてはお客さんも入るし、髙橋はジャイアンツ戦の初戦に持ってくるのではないか。28日に髙橋を持ってくるのかこないのか、それによって変わるとは思う。ただ、この6人が投げられる状態で開幕を迎えてくれるかだね」と森。
岩瀬が「マラーはメジャーでも開幕戦を投げているので…面白みはあるのかなと。正直分からないです。髙橋かもしれない」とコメントすると、森も「髙橋が開幕戦にいって、マラーをジャイアンツ戦にということもあると思う。大野、涌井の状態によっても変わってくる」と語った。
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