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茶道具・華道具の東玉堂の店内の一部
あかせあかりさんと髭男爵・山田ルイ53世が、巷のポップカルチャーを独自の視点で深掘りする番組「アカリノコマド」。
名古屋のポップカルチャーの聖地・大須をベース基地に話題のお店を紹介する道中、今回山田さんが足を伸ばしたのは、名古屋駅近くにある老舗の茶華道具店でした。一見すると静寂と伝統美に包まれた雅な空間。しかしそこで待ち受けていたのは、緊張で噛み倒して崩れ落ちる店主、謎のパワーワード「上級国民」、そしてシルクハットの貴族(山田さん)を襲う沈黙の拷問という、カオスすぎる展開だったのです。
創業80年の歴史に気おされる貴族!「耳かきみたいなやつ」発言でジャブをかます
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名古屋駅近くにある老舗茶道具店『東玉堂』へ潜入
名古屋駅から少し足を伸ばした街道沿い。シルクハットに黒ベストというおなじみの貴族スタイルで散策する山田ルイ53世さん。今回訪れたのは、見るからに重厚な佇まいを醸し出す『茶華道具の東玉堂』です。
「どうも、こんにちは、お邪魔します」と店内に足を踏み入れた山田さんを迎えてくれたのは、店主の大崎敬三さん。
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笑顔で迎えてくれた店主の大崎敬三さん
ガラスケースに整然と並べられた美しい茶道具の数々に目を見張る山田さん。「こちらの店は、何のお店でしょうか?」と尋ねると、店主から「茶道の専門店になっていまして、茶道を始められる方ややっておられる方が道具をそろえられるお店です」との回答が返ってきます。
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店内には茶道具や華道具がずらりと並ぶ
歴史を尋ねると「大体80年くらい……」と店主。創業80年という歴史の重みに「やっぱそうっすね!80年のもう老舗中の老舗でございます!」と、まずはしっかりリスペクトを送る山田さん。
さっそく店内に並ぶ道具の解説がスタートします。釜の蓋を取った時の置き場所である「蓋置(ふたおき)」や、お抹茶を入れる「棗(なつめ)」など、素人には新鮮な道具ばかり。
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茶杓を「耳かきみたいなやつ」と例える山田さん
そんな中、お抹茶をすくう竹の道具(茶杓)を見た山田さんから、思わずこんな例えが飛び出しました。
「何か耳かきみたいなやつでこう出して……」 「そうですね、茶杓(ちゃしゃく)ですね」
冷静に訂正する店主に対し、山田さんは「例えですよ!『耳かきみたいなやつ』って言いましたよ、俺!別に『耳かき』とは言うてないんですよ(笑)」と、苦しい言い訳でジャブをかまし、場を和ませます。
絶滅危惧種の茶道人口を救う?かわいらしい「猫柄茶碗」と謎の「忍者ツール」
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インパクト抜群!リアルな猫の顔が描かれたお茶碗
さらに店内奥へと進むと、伝統的な茶道具とは一線を画す、なんともポップで可愛らしいお茶碗が飾られているコーナーに遭遇します。
「わ、かわいい!動物柄のお茶碗なんですね」と驚く山田さん。実はこれには、茶道界が直面している切実な事情が隠されていました。
店主いわく、「やっぱり今って茶道人口ってものすごく減ってるんですよ。全盛期は400万人ぐらいいたんですけど、今の時代はもう100万人を切っちゃってるぐらいで」とのこと。
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茶道人口の激減という切実な現実を語る店主
4分の1以下にまで減少してしまった茶道人口。敷居が高くカチッとしたイメージを払拭し、若い人にも楽しんでもらおうと、作家さんたちが趣向を凝らして作ったのが、この愛くるしい猫柄や動物柄のお茶碗だったのです。「お茶室にこういう柔らかい雰囲気のものが出てくると和むよね、ということで」という店主の解説に、山田さんも「なるほどねぇ」と深く感心します。
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まるで手裏剣や忍び道具?壁に飾られた謎の金具類
ところが直後、壁に飾られた謎の金具セットを見つけた山田さんの表情が一変します。
「さあ、えー、なんかこれお茶関係あるんですか、これは?忍者博物館みたいな……何これ?」
見た目は完全に忍者の忍び道具か拷問器具。店主によると「これはお茶室で使われている釘なんですね。これからお茶室を作るからちょっと相談させてください、というお客様も見えるんですよ」とのこと。
「絶対上級国民でしょ!」店主の不意打ち発言に貴族のツッコミが炸裂
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自宅に茶室を作る客の存在に「お大臣様?」と食いつく山田さん
自宅や店舗にお茶室を作るというスケールの大きな話を聞いた山田さん。持ち前の庶民的感覚(?)から、疑問を抑えきれなくなります。
「お茶室を作ろうっていう方がいらっしゃる!?どこのお大臣様が?」
富裕層への偏見全開で問い詰める山田さんに対し、店主は困ったように笑いながら、気を遣ってこうフォローしようとしました。
「いや、上級国民とかじゃなくて……普通の方が……」
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禁断のワード(?)に目ざとく反応して煽り立てる山田さん
この一言を、貴族が見逃すはずがありません。
「いや絶対上級国民でしょ、こんなもん!(爆笑)えぇ!?その言葉がスッと出てくるってことは、普段から『上級国民』とか言うてるの!?」
まさかのネットスラング「上級国民」というパワーワードを自ら繰り出してしまい、崩れ落ちて爆笑する店主。静かな茶道具店に、山田さんの容赦ない煽りツッコミが響き渡った瞬間でした。
緊張で噛み倒す店主の前でカメラ前で崩れ落ちる!前代未聞のロケハプニング
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ビル6階に広がる本格的な茶室『清風軒』
「上級国民」のやり取りで大盛り上がりした後は、ビルの6階にある本格的なお茶室『清風軒』へと案内されます。
畳の香りが漂う厳かな空間。袴姿に着替えた店主が「お待たせいたしました」と静かに着席し、床の間に掛けられた掛け軸『一期一会』の解説を始めます。茶道において最も重要とされる掛け軸の精神を語ろうとした、その時でした。
「千利休も……掛け物ほど第一の……えー……大事な掛け物ほど大事な……えー……第一の……大事な道具はないと……」
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ついに耐えきれず画面の前でガチで崩れ落ちる山田さん
緊張がピークに達した店主は、言葉が完全にドツボにハマり、カメラの前で「あ、ごめんなさい!(笑)」と噛みまくってしまったのです!
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店主に正論すぎるツッコミを入れる山田さん
畳の上でゴロゴロと体勢を崩した山田さんは、爆笑しながらこう叫びます。
「ちょっとご主人!えぇー(笑)!?コンディション整えてから説明始めてくださいよ(笑)!!」
伝統と静寂の茶室が一瞬にして極上のコント空間へと変貌した、前代未聞のハプニングでした。
「喋っていいですよ」からの激重な沈黙!地獄のお点前タイムがスタート
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美しい和菓子とともに始まるお点前
無事にコンディションを整え(?)、いよいよ山田さんがお抹茶とお菓子をいただくお点前の時間が始まります。
事前に渡されていた「懐紙(かいし)」を胸元からスッと取り出し、上品にお菓子を口へ運ぶ山田さん。「あ、美味しい。上品な甘さで」と満足気な表情を浮かべつつ、気遣いを見せます。
「これ本当は、こう喋ったりしないですよね?」 「あ、いや、全然喋っていただいて大丈夫です」
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「喋っても大丈夫」と優しく答えてくれた店主だが……
「喋っていい」という店主の言葉に安心した山田さん。食べ終わった懐紙を胸元にしまいながら、「食べ終わったら懐紙はしまう……?」と話しかけますが……。
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お茶を点てる作業に入り、完全な無言(ゾーン)に突入した店主
シャカシャカシャカ……。 店主は柄杓を持ち、お湯を注ぎ、完全なる集中状態(ゾーン)に突入。山田さんの問いかけに対して完璧な無言・スルーを貫きます。
シュールすぎる静寂に耐えかねた山田さんは、じっとカメラを見つめて心の声を漏らしました。
「……なんにも言わへん。『喋っていいですよ』言うてたのに。『お菓子の紙、食べ終わったらまたここしまっとけばいいんですか?』って聞いても断黙ですよ、これ(笑)。もうゾーンに入ったのかな、今?お茶を立てる……分かんないけど」
あまりに丁寧で静かなお茶の作法に対し、山田さんの頭の中では庶民的なお茶の淹れ方が駆け巡ります。
「いや、まあ、なんという丁寧な……お茶の入れ方なんか知ったことないもんね。普段もう、パック・ポン!ティファール・パチン!ゴボゴボゴボゴボッ!チャチャチャチャッ!って(笑)」
静寂の茶室と、山田さんの脳内を駆け巡る「ティファール・パチン!」の対比が、妙なおかしさを醸し出します。
髭男爵×キュートすぎるハート茶碗のギャップ萌え!最後は安定の着地失敗
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赤いハート型のお茶碗を愛おしそうに持つシルクハット姿の山田さん
静かな拷問のような(?)お点前タイムを経て、出されたお抹茶(薄茶)。店主から「内回しと言って、時計回りに4分の1回していただけますか」と作法を教わります。
お茶碗を手にとった山田さんから、乙女のような声が漏れました。
「かわいい!ハートだ!」
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器自体がハート型で、周りにも金のハートがあしらわれている
先ほど店内で紹介された、若者向けに作られた現代作家の作品。真っ赤な器自体がハート型になっており、周囲にも金のハートの粒がポツポツとあしらわれています。大きな体の髭男爵が、小さなハートのお茶碗を両手で包み込み、少し回しすぎて店主から「あ、ちょっと回しすぎですね、そこから飲んでください」と優しく注意される姿は、シュールかつキュートそのものです。
一口いただいた山田さんは「あー……!全然薄くないですけどね(笑)。あ、でも苦味が……なんかこう爽やか!結構なお手前でした」と絶賛。
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濃茶とともに提供された透明感あふれる美しい和菓子「空ノムコウ」
続いて、茶葉の良い部分だけを使ったドロリと濃い「濃茶(こいちゃ)」と、青く澄み渡る和菓子「空ノムコウ」も堪能。「空ノムコウ……行ってみたいなぁ(笑)」とSMAPの名曲に想いを馳せつつ、とろんとした濃茶の深い味わいに「苦いなと思うんですけど、すごくまろみがある。角がなくて、ええお茶なんやな」と心から感嘆しました。
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良いことを言おうとして見事に着地失敗する山田さん
ロケの最後、老舗茶道具店『東玉堂』の歴史と奥深さに触れた山田さんは、しみじみとカメラに向かって語りかけます。
「ここにはお茶の歴史がすべて詰まっております。みなさんもお茶を楽しんで、お茶の苦味、そして人生の苦味……『苦味って良いものなんだな』と思って……どっかいってくれればなと思いますけども(笑)」
良い雰囲気を台無しにする一言に、画面にはドカンと「着地失敗」のテロップが入り、ロケは爆笑のうちに幕を閉じたのでした。
伝統文化の敷居を低くし、若い人にもお茶の魅力を伝えたいという『東玉堂』の温かい想い。そして、どんな堅い場面でも笑いに変えてしまう山田ルイ53世さんの圧倒的なお笑いパワー。
皆さんも、伝統の深みと人生の苦味を感じに、名古屋の茶道具店へ足を運んでみてはいかがでしょうか?(※くれぐれも「上級国民」の発言にはご注意ください!)
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