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椅子工房 株式会社オオタ
あかせあかりさんと髭男爵・山田ルイ53世が、巷のポップカルチャーを独自の視点で深掘りする番組「アカリノコマド」。
大須の街を離れ、山田さんが今回足を踏み入れたのは名古屋市瑞穂区にある静かな街並み。一見すると何の変哲もない家具工場で待ち受けていたのは、職人の超絶技巧……ではなく、「自分には座る椅子がない」と嘆く一発屋芸人の哀愁と、国家レベルの凄腕職人に媚びを売りまくる掌返しの嵐だったのです!
芸能界も家庭も座る場所がない!一発屋芸人がたどり着いた哀愁の工房の実態
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瑞穂区の路上で「座る椅子がない」と芸能界の厳しさを語る山田さん
大須の喧騒から離れ、名古屋市瑞穂区を散策する山田さん。「芸能界っていうのは椅子取りゲームだなんて言うんですけども。やっぱコスプレキャラ芸人の一発屋では、なかなか座る椅子がない」と、オープニング早々から一発屋芸人としての切実な悲哀を漂わせます。
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名古屋市瑞穂区にある『椅子工房 株式会社オオタ』の外観
そんな山田さんが「ここには椅子が打つほどあると伺いました」と、藁にもすがる思いでやってきたのが『椅子工房 株式会社オオタ』。
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ショールームにズラリと並ぶ、デザイン性の高い椅子の数々
建物の3階ショールームに足を踏み入れると、そこには洗練されたおしゃれな椅子やソファがズラリ。「うわ、綺麗!いっぱい椅子置いてある!」と感動する山田さんを迎えてくれたのは、代表取締役社長の太田一彦さんでした。
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笑顔で迎えてくれた太田一彦社長
1からデザインして椅子を作り上げているという太田社長に、山田さんは背もたれが自由に脱着できる変形ソファを見せてもらいます。
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用途に合わせて背もたれの穴にパーツを刺す画期的な仕組み
背もたれのパーツを抜き差しして自由に形を変えられる画期的なソファ。社長が「家族が集まると、ボス猿がいて……」と、リビングにみんなが集まる例え話を始めると、山田さんが即座に反応します。
「誰がボス猿や!……ボス猿は、うちの奥さんですよ!(笑)」
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家庭内のパワーバランスを暴露し、「ボス猿はうちの奥さん」と叫ぶ山田さん
芸能界に自分の席がないどころか、家庭内でも平社員扱いされている切ない惨状をうっかり暴露。貴族キャラでありながら家では奥さんに怯えているという哀愁が、さっそく漏れ出してしまったのです。
「居心地どう?」気やすく聞いた質問でまさかの気まずい沈黙が勃発してしまう!
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職人たちが作業している1階の工房
続いて1階の作業場(工房)へ案内された山田さん。職人たちが専用の大きなタッカー(ホッチキス)でソファの生地を留める音だけが響く緊張感あふれる空間です。
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全員が真剣に作業する様子を「全員ホッチキスタイムでしょ!」と弄る山田さん
「今、全員ホッチキスタイムでしょ(笑)」と場の空気を和ませようとする山田さんは、作業中だった若手のお弟子さん(社員)に気易く話しかけます。
「どうですか、この会社の居心地は?」
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突然の質問に一瞬フリーズする入社したばかりのお弟子さん
バラエティ番組としては「最高です!」という即答を期待したいところですが、お弟子さんは数秒間フリーズ。
「……面白いですね(数秒の間)。いろんなことがやれて」
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絶妙すぎる沈黙に「間がありましたけど!?」とすかさずツッコむ山田さん
工房に流れた気まずい沈黙に、冷や汗をかく山田さん。「間がありましたけど!?(笑)」とツッコむと、お弟子さんは慌てて「4月に入社したばかりで!ここなら大丈夫かなと」と大爆笑でフォロー。
一発屋芸人の軽はずみなインタビューが、職人の現場をあわや事故現場にしかけたヒヤヒヤの瞬間でした。
天皇陛下の椅子を作った!?超ド級のすごすぎる実績発覚で貴族の態度が一変!
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ショールームの隅で神々しく輝く賞状とメダルを発見
工房をあとにし、ショールームの奥へ移動した山田さんは、飾られていた立派な額縁とメダルに目を留めます。「ちょっとご主人、賞状とかメダルみたいなものが……これ何だ?」
太田社長が控えめに口を開きました。
「昨年秋にですね、黄綬褒章という賞を天皇陛下からいただいた……」 「あ、天皇陛下からいただくやつだ!うわ!本当だ!日本国天皇は……こんなの初めて見た!」
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禁断国家最高峰の栄誉である「黄綬褒章」の賞状
まさかの国家レベルの勲章に、山田さんの目が飛び出ます。さらに驚くべき真実が太田社長から語られました。
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愛知万博の際に制作された、天皇皇后陛下の椅子の試作品
「愛知万博に天皇皇后をお迎えするので、それ用の椅子を作ってほしいという依頼がありまして。半年ぐらいかけて椅子2つを作ったんですが、そのときのこれは試作品です」
なんと、平成の天皇皇后両陛下が実際に座られるための椅子を仕立てた、日本屈指の天才職人だったのです!
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超ビッグネームと知り「すごすぎるぞ一彦!」と叫ぶ山田さん
「すごすぎるぞ一彦!」と思わず名前を叫び大興奮する山田さん。
平成の天皇陛下のテレビ映像を何度も観て、立ち上がるときの動作や体格、力がいらずに立てる角度まで研究し尽くしたという太田社長の妥協なきプロ意識。そのあまりにも凄まじい実績と職人魂に触れた瞬間、山田さんの中で「何か」が崩れ去りました。
最後は「これからは『イイッス!』と従います」情けなさすぎる改心と掌返し
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すっかり社長の偉大さに心酔し、対談モードに入る山田さん
さっきまで「座る椅子がない」「誰がボス猿や」などとヘラヘラ言っていた一発屋芸人はどこへやら。国家レベルの巨匠だと知った途端、山田さんはすっかり縮こまり、猛烈に媚びを売り始めます。
「太田さんは、みんなの座る場所、居場所を作っていらっしゃるんですね!かっこいいですね!いや、対談したい気持ちがやっぱすごい出てくる!(笑)」
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普段の生意気なロケ態度を反省し、ディレクターに頭を下げる山田さん
ロケの最後、工房の外に出た山田さんは、自分のこれまでのタレントとしての増長ぶりを本気で反省し始めました。
「ごめんね、村尾ディレクター、ほんまに。普段から『ここもうちょっと負けるやろ』とか、こんなショボい芸人が偉そうに言うてしまったこともあったと思います。反省します」
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「これからは何と言われても『イイッス!』と答えます」と誓う山田さん
巨匠の職人魂に打ちのめされた山田さんは、今後のロケ態度をこう誓って締めくくったのです。
「これからはもう『何してください』『これ言うてください』『あそこまで歩いて行ってください』、何言われてもこう答えようと思っています……『イイッス!』」
最初は「芸能界に座る椅子がない」と哀愁を漂わせ、家庭では奥さんに「ボス猿」と怯え、職人の現場ではヒヤヒヤの沈黙を生み出し、最後は相手の圧倒的なスペックに掌を返して「イイッス!(椅子)」と平伏した山田さん。
職人の妥協なき極上の技と、一発屋芸人のどこまでも人間くさい情けなさが炸裂した『椅子工房 株式会社オオタ』。
あなたも、天皇陛下も認めた最高峰の座り心地と、貴族の鮮やかな掌返しを感じに、瑞穂区の工房を覗いてみてはいかがでしょうか?
【椅子工房 株式会社オオタ(ショールーム:家族の椅子)】
愛知県名古屋市瑞穂区津賀田町1-2
営業時間:8:30〜17:30
定休日:日曜日、祝日、第2・第4土曜日
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