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名古屋大須 北斎グラフィック
あかせあかりさんと髭男爵・山田ルイ53世が、巷のポップカルチャーを独自の視点で深掘りする番組「アカリノコマド」。今回の放送では、山田さんが大須の商店街をぶらぶらと散策しました。
しかし、そこで待ち受けていたのは、風流で美しい伝統工芸の世界……ではなく、山田さんの芸人としてのプライドとタレント価値を根底から揺るがす、残酷なまでに個性的なアイテムたちだったのです。
51歳、雨雲レーダーへの過剰な恐怖で傘がないことに怯えていたところに傘屋へ
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山田ルイ53世
大須の商店街を軽快な足取り(?)で練り歩いている山田さん。しかし、その頭の中は、今まさに迫り来るある恐怖で支配されていました。
「さっき雨雲レーダーを見たら、まあ今これ名古屋ですけども、今日帰る東京の方は若干雨が降るということで。『わあ、傘がない。心配だ』と思っていたら、見つけました。こちら」
貴族たるもの、雨に濡れるわけにはいかない――。東京の空模様に怯える山田さんが偶然にも引き寄せられるように発見したのは、なんとも独特な佇まいを見せる傘のお店でした。
和傘の概念が崩壊?店長の怒濤のマシンガントークにただひたすら圧倒される
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店内
「どうも、こんにちは」
山田さんが一歩足を踏み基本に立ち返ると、そこには異様な熱量を持った空間が広がっていました。出迎えてくれたのは、金髪がまぶしい店長の下西桃乃さん。
「いらっしゃいませ!和傘の専門店です!」
挨拶もそこそこに、間髪入れずに繰り出される強烈な自店アピール。「早速のアピール(笑)。ねえ」と思わず圧倒される山田さんを置き去りに、店長のマシンガントークはさらに加速していきます。
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継ぎ目で絵柄が切れない
「うちの傘って、和傘の作りを継承していて、骨組みが多くて、大きい傘。そして、うちは総柄の、継ぎ目で絵柄が切れない、総柄の作りの傘屋でございます!」
息つく暇もない説明の連打に、山田さんも「怒濤の説明のくだりが(笑)」とツッコミを入れざるを得ません。普段私たちが使っている傘とは違い、持ち手部分がストレートになっているなど、伝統的な和傘の美しさを現代風にアレンジした200点以上のカラフルな傘が店内を埋め尽くしています。
「いいんじゃないですか?ちょっとさしてね(笑)」
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山田さんのツッコミ
東京での雨に備え、実際に傘を開いてみる山田さん。しかし、傘を開いた瞬間、男爵の周囲は文字通り「傘だらけ!」の、視界が完全に遮られるシュールな状況に陥ってしまいました。
名古屋を背負うのは恥ずかしい!?限定大須キャッツ傘に男爵が痛烈なダメ出し
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大須キャッツ傘
最近は海外からの観光客も多く、カラフルでTHE 日本といった雰囲気が大人気だというこのお店。そこで店長が、ドヤ顔で奥から引っ張り出してきたのが名古屋限定の特別な傘でした。
傘が開かれた瞬間、山田さんの口から悲鳴のような笑いが漏れます。
「うわあ!これは若干、さすのが恥ずかしい(笑)」
そこに描かれていたのは、大須の象徴でもある招き猫をモチーフにした大須キャッツというド派手なグラフィック。店長が「売れています!せっかく名古屋に住んでいるんだから、名古屋を背負おうかなという感じで買っていかれます」と熱弁するも、山田さんの拒絶反応は止まりません。
「これ、どうですか?本当に売れています?これをさすのは、ちょっと勇気がいりますよ」
実際にその名古屋傘をさしてみる山田さん。大須の街中でド派手な招き猫の傘を広げるその姿は、完全に浮きまくっています。
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断る山田さん
「どうだ。名古屋傘!……これはちょっと、いらないですかね(笑)」
あまりの自己主張の激しさに、山田さんは静かに傘を閉じると、店長に冷酷なまでのアドバイスを言い放ちました。
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山田さんのアドバイス
「あのね、絶対に動物ゾーンとかの可愛い傘を前に出したほうがいい(笑)。その名古屋のガラガラの傘は、奥に入れなさい!」
お店の売上を心配するがゆえの、貴族による直球すぎる営業妨害(?)ツッコミが店内に響き渡りました。
「スタッフが俺を絶対ナメる!」芸人生命を完全破壊する店長の趣味全開の禁断の傘
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つっこむ山田さん
名古屋限定傘を激しくディスられた店長が、汚名返上とばかりに「実は、うちの結構おすすめがこの子で……。じゃじゃーん!」と自信満々に披露したのは、なんと全面にたい焼きが敷き詰められた怪作でした。
「あら。たい焼き……。もはや、お前の趣味だな、これ(笑)」
呆れ果てる山田さんですが、このたい焼き傘には、大須の食べ歩き文化(たい焼きが有名)にかけた、恐ろしいまでのこだわりが隠されていました。なんと、無数に描かれたたい焼きの中で、1個だけ食べられて、あんこが出ちゃっているという、謎の超微細なギミックが仕込まれていたのです。
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ギミック
「あ、本当だ(笑)ここがかわいい。大須の商店街いうたら、たい焼きとか食べ歩き有名やもんね」
一瞬、その可愛さに理解を示しかけた山田さん。しかし、次の瞬間、プロのテレビタレントとしての本能が、この傘の持つ致命的なリスクを察知しました。
もし、雨の日のロケ現場に、このたい焼き傘をさして現れたらどうなるか――。山田さんは、最悪のシミュレーションを脳内で展開します。
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抗議する山田さん
「これさしてどう?現場に『おざーす』言うて、こう雨の日に、髭男爵山田がこの傘で現場入りしてきたら、もうスタッフも真剣に撮る気なくすでしょ(笑)!ちょっと下に見るよね、多分ね!?」
自身のタレントとしての威厳、そして現場スタッフから完全にナメられる未来を予感し、芸人生命の危機を感じて猛抗議する山田さん。一発屋芸人としての繊細なプライドをドブに捨てるような禁断の傘を前に、男爵の魂の叫びが炸裂した瞬間でした。
職人技の極み!伝統を紡ぐ1本3万円の最高級和傘・北斎番傘に貴族もガチ感嘆
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北斎番傘
価格やウケ狙いの傘ばかりに目を奪われていた山田さんですが、お店の真の姿は奥に隠されていました。店長が小声で「奥になります。こちらです」と案内した場所に鎮座していたのは、オーラを放つ本物の和傘でした。
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骨組みの説明
「骨組み1本1本、竹を割いて作っているんです」
店長の手によってバサァッ!と豪快に開かれたその和傘は、現代のビニール傘とは一線を画す、息をのむような美しさ。
「うわあ、すごい!骨組みが1本1本……。綺麗ですね。すごいなあ」
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税抜きで2万9,900円
これまでのバラエティ的なノリを完全に忘れ、ガチで感心してしまう山田さん。気になるお値段は、税抜きで2万9,900円(税込32,890円)。「風流がなくて、おいくらぐらいするんでしょう?」と恐る恐る尋ねた山田さんも、この本格的な職人技の結晶としては破格の安さであることに驚きを隠せません。自社で一から製造しているからこそ、このコストパフォーマンスが実現できているのだそうです。
さらに山田さんを驚かせたのは、その素材でした。
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濡れても大丈夫
「これでも、だって、紙じゃない?」「紙に油を染み込ませているので、これ、本当に雨の日に使えます」「はあー!濡れても大丈夫なんだ!」
日本の伝統技術が生み出す機能美に、完全に心奪われる山田さん。着物での撮影や、コスプレの小道具として実物を見に来るこだわり派の日本人が買っていくという説明に、山田さんの目がギラリと光りました。
「コスプレの小道具……?あかせ氏に良いんじゃないの!?」
「モノで名誉挽回や!」舞妓傘を前にして番組内の不穏な人間関係を強制暴露
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舞妓傘
コスプレイヤーとしても絶大な人気を誇る番組MCのあかせあかりさん。彼女へのお土産・プレゼントとして、山田さんはステンドグラスのように中からもデザインが透けて楽しめる美しすぎる舞妓傘に目をつけます。
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裏からもちゃんと柄が見られる
「これ、番組からのプレゼントとして(笑)ぜひ、これがいいよね。いや、これ絶対喜ぶやん、これ。すごい。中からデザインが楽しめるようになっている。裏に返っても、こっちからもちゃんと柄が見られるという。うわあ、これは素敵ですね。これは喜ぶよ」
大絶賛する山田さんは、同行しているスタッフの村Dに向かって、邪悪な笑みを浮かべながら悪魔の提案をささやき始めました。
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山田さんのささやき
「どう、村D。どうですか?こう、株が上がるよ、株が(笑)うん。これあげたら」
困惑する村Dが「モノで……」と言い淀むと、山田さんの口から、番組の存続を揺るがす(?)とんでもない裏事情が暴露されたのです。
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山田さんのコメント
「いや、モノよ!結局(笑)だって、あかせ氏、今ほら、村Dのことまあまあ嫌いやから(笑)」
なんと、あかせさんが村Dを嫌悪しているという不穏すぎるテレビ業界の人間関係を、地上波(および配信)で堂々と強制暴露!「これあげたらねえ、名誉挽回、評判あがるよ、これ!」と、プレゼントで人間関係の亀裂を修復させようと必死に詰め寄る山田さん。傘の美しさ以上に、番組スタッフ間のドロドロした内情に、男爵の容赦ないツッコミのメスが深く突き刺さりました。
保存すべきは伝統文化?それとも貴族のプライド?傘から判明したテレビ業界の闇
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感服した山田さん
最後は、これだけディスられてもなお「表に名古屋の傘を置くのはやめなはれ(笑)そんなに売りたいの?」と言う山田さんに対し、「やっぱり、名古屋を代表する傘だから!」と笑顔で返す店長の深い名古屋・大須愛に感服した山田さん。
たくさんの個性豊かな傘に囲まれ、東京の雨対策もバッチリかと思いきや、最後に山田さんはこうボヤきました。
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山田さんのボヤき
「よし、今日は、もう、ここの傘を全部買って帰ろうかしら。……かさばってしょうがないわ!いや、もう、これくらい(1本)しか無理(笑)」
最後は安定のコテコテな一人ノリツッコミで、綺麗に(?)ロケを締めくくった山田さん。
一見すると、お洒落でカラフルな和傘専門店の紹介でしたが、そこにはタレントとしての威厳を守ろうとする芸人のプライドと、テレビ業界の裏側にあるスタッフ間の生々しい人間関係が赤裸々に詰まっていました。
あなたも、雨の日を彩るお気に入りの1本、あるいは現場スタッフから絶対にナメられること間違いなしな禁断のたい焼き傘を探しに、大須の和傘基地を覗いてみてはいかがでしょうか?
【名古屋大須 北斎グラフィック】
愛知県名古屋市中区大須3-32-5
営業時間:日~木/11:00-19:00、金・土/12:00-20:00
定休日:なし
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