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トヨタ自動車の豊田章男会長が登壇。
豊田市と岡崎市にまたがる山間部にトヨタ自動車が整備した「テクニカルセンター下山」。東エリアには世界各地の特徴的な道路を再現した10種類のテストコース、西エリアにはレクサスやガズーレーシングの車両の開発拠点を備えている。そして中央エリアには世界屈指の過酷さで知られるドイツのサーキット「ニュルブルクリンク」をモデルにしたテストコースがお目見えだ。
トヨタが「走る・壊す・直す」開発拠点と位置付ける、テクニカルセンター下山の実力に迫る。
10種類のテストコースが整備された「テクニカルセンター下山」
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約650万平方メートルの広大な敷地にあるテストコース。
トヨタ自動車の研究開発施設「テクニカルセンター下山」は、豊田市と岡崎市にまたがる山間部に位置している。面積は約650万平方メートル。東エリアには世界各地の特徴的な道路を再現した、10種類のテストコースが整備されている。今回、新たに運用がスタートしたのは、車両開発棟となる西エリア。レクサス部門やGR部門の開発拠点となる。
トヨタ自動車の豊田章男会長は「何よりここは、テストコースや現場、エンジニアが同じ場所にいる」と話す。
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モデルは世界屈指の過酷なコースとして知られるドイツのサーキット「ニュルブルクリンク」。
中央エリアにあるのは全長約5.3キロの山岳コースだ。モデルは世界屈指の過酷なコースとして知られるドイツのサーキット「ニュルブルクリンク」。一体どのようなコースなのか、実際にバスに乗ってコースを確かめてみた。
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急カーブのほか、段差も大きいため難度の高いテストコースになっている。
しばらく進むとR=50(半径50メートル)と書かれた看板が見えてきた。この標識は半径50メートルのカーブが待ち受けることを意味している。
その後、突然急カーブに変化。50メートルだったRは30メートルと小さくなったうえ、大きな段差もある。減速して進まないとコースアウトしてしまうだろう。クルマの性能の限界を要求される過酷なテストコースだ。
トヨタの豊田会長もテストコースに挑戦
トヨタ自動車 豊田章男会長:
「これは私が下山で横転して壊したクルマです。私の運転技術の未熟さも含め、何をどう改善してもっと良いクルマにしていくのか。みんなで考えた1台でございます」
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「私が下山で横転して壊したクルマ」と話す豊田会長。
クルマの新たな進化のためには壊すことも必要だ。下山の地を「走る・壊す・直す」開発拠点と位置付けるトヨタ自動車。豊田会長は「自動運転になればなるほど、人間の感性、人間のセンサーがますます必要になると思います。こうしたリアルなテストコースからつくっていくクルマに、ぜひご期待いただきたい」とガズーレーシングへの情熱を述べた。
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