自動車部品メーカー・豊田合成のいなべ工場で見つけたのは、珍しいビニールハウス。中ではイチゴを栽培していて、過去にはホテルや地元の洋菓子店にイチゴを販売しました。現在はいなべ市内のケーキ店がこのイチゴを使い、イチゴタルトにアレンジ。9月末まで、数量限定でテスト販売されています。
なぜ、自動車部品メーカーがイチゴを育てているのか、その独自の技術に迫ります。
工場の一角でイチゴを栽培
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イチゴを栽培する施設
イチゴを育てるための冷房や照明などに使う電力は、すべて工場内の太陽光発電や風力発電などでつくられた再生可能エネルギーで賄われています。
豊田合成 藤井康平さん:
「通常のイチゴの栽培方法は、CO2をたくさん出してしまいますが、ここでは環境負荷に配慮して、再生エネルギーを活用して栽培しています」
ただ、豊田合成は車の内装や外装の部品などを手がける自動車部品メーカー。なぜ、イチゴを栽培しようと考えたのでしょうか?
社員のアイデアから生まれた新事業
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「社内ビジネスアイデアコンテスト」
実は豊田合成では毎年、社員から新たなビジネスのアイデアを募る「社内ビジネスアイデアコンテスト」を開催しています。優れたアイデアは積極的に実用化や事業化へ。イチゴ栽培の事業も、このコンテストから生まれました。
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豊田合成 藤井康平さん
豊田合成 藤井さん:
「イチゴは商品価値が高く、(旬ではない)夏場は使えずに困っている方もたくさんいます。そこでイチゴ栽培を始めました」
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いなベリー
「いなベリー」と呼ばれるこのイチゴは、過去にホテルや地元の洋菓子店に販売されました。今後は再生可能エネルギーを使った栽培システムを、農家に販売することも視野に入れています。
いなベリーを使用したタルトを実食!
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タルトの甘さに負けないくらいイチゴが甘い
実際にいなべ市にあるケーキ店「こんま亭」で、いなベリーをふんだんに使ったイチゴタルトを試食させてもらいました。新鮮なイチゴを味わうにはタルトが1番なんだとか。
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イチゴタルトを食べる上釜美憂アナウンサー
上釜美憂アナウンサー:
「タルトの生地の甘さに負けないくらい、イチゴが甘いです。絶妙に酸味もあっておいしいです」
こんま亭 駒田貴志オーナー:
「このレベルの夏イチゴが出てくるのは、画期的だと思うし、できれば僕が独り締めしたいぐらいですね(笑)」
このイチゴタルトの販売は8月23日から9月末まで。毎週土曜日に数量限定でテスト販売されています。※栽培状況により変更の可能性があります。
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