●“時代劇キング”パク・シフが、「王女の男」以来9年ぶりの時代劇主演! 「風と雲と雨」全話あらすじをイッキ読み!
「検事プリンセス」「黄金の私の人生」「バベル〜愛と復讐の螺旋(らせん)〜」などラブコメからメロドラマまで多くのヒット作でファンを魅了してきた人気俳優パク・シフ。そんな彼が、「王女の男」以来9年ぶりに時代劇に帰ってきた!
本作で演じるのは、両班に生まれながら陰謀により没落するも、易学を学び朝鮮最高の観相師となる主人公チェ・チョンジュン。序盤では優雅な貴公子の魅力でプリンスぶりを印象づけたかと思えば、父を殺され運命の女性と引き離されてからは、復讐心を胸に秘めたキングメーカーとして華麗なる存在感を発揮。白い韓服に身を包んだ朝廷での気品ある姿や、黒装束を纏ったときのワイルドなカッコよさと切れのいいアクション、さらに愛する女性の前で見せる少年のように無垢な笑顔など、魅力溢れる幾つもの顔を披露! 凛々しい眼差しや深みある声とともに、その演技は回を重ねるごとに話題を独占! 特にドラマ後半の圧倒的カリスマは視聴者を完全悩殺し、“華のある役者”パク・シフの真骨頂を改めて知らしめる結果に! パク・シフ最強の時代を謳い上げる代表作がついに誕生した——!
【相関図】
【ストーリー】
19世紀後半の朝鮮。名家の長男として生まれ、17歳で科挙に首席合格したチェ・チョンジュンは、ある時、イ・ボンリョンという少女に出会い、惹かれ合う。彼女は巫女の娘で生まれながら神の力を持ち、時の王、哲宗の隠し子でもあった。2人に嫉妬したチョンジュンの友人チェ・インギュの陰謀でボンリョンは時の権力を握っていたキム一族にその能力を知られ過酷な運命を辿ることに…。彼女と引き裂かれ、父を殺されたチョンジュンは山奥で易学を学び、復讐を目論む。やがて観相師となった彼は、興宣大院君やキム一族など野心のある王族たちの戦いにキングメーカーとして頭角を現していくが…。
目次
●第1話〜第6話
【第1話】
1800年代の朝鮮王朝時代。江華島では、名士チェ・ギョンの息子チェ・チョンジュンが17歳の若さで科挙に首席で及第し凱旋する。
同じ島で暮らす巫女バンダルの娘イ・ボンリョンは、人の未来が見える不思議な力を持っていた。育った環境も身分も違う2人だったが、出会ってすぐに惹かれ合い、恋に落ちる。ある日、2人の仲を嫉妬したチョンジュンの友チェ・インギュの企みによって、ボンリョンの母 バンダルが捕らえられてしまう。
【第2話】
5年後、江華島の役人となったチョンジュンは、献上品を乗せた船でボンリョンと再会する。再会を喜ぶチョンジュンだったが、ボンリョンは“翁主様”と呼ばれており、その場を立ち去ってしまう。
一方キム・ビョンウンは、キム一族の財宝が積まれた船の出航を遅らせるために、チョンジュンとボンリョンを結婚させようと企んでいたが、ギョンが婚姻を断ると、王命にて結婚を強行させるのであった。そんな中、漕運船で爆発が起きる。
【第3話】
チョンジュンは修行を終えて都にやって来る。そこで情報通のヨン・パルヨンと出会い、都で最も人気のある占い師“赤導師”を訪ねて自分の腕前を確かめる。また、パルヨンに連れられて賭場に行くと、賭け事に興じる興宣君を見かける。賭場で手入れの兵士から興宣君を救ったチョンジュンは、まじまじと興宣君の顔を見て、珍しい“虎の相”だと告げる。
一方ボンリョンは、以前街中で見かけた“火花の目”を持つ娘 ミン・ジャヨンを発見する。
【第4話】
科挙に10年挑戦している学士ソンジンは、今年こそ合格できるかを占ってもらうため、妹とともにチョンジュンを訪ねる。だがチョンジュンは占いの結果を告げなかった。ある日、キム・ジャグンの愛妾ナハプのもとにお偉方の夫人たちが集まる。ジャヨンを捜し出したいボンリョンはその場を訪ね、誰も知らないはずのナハプの過去を明らかにし、月成楼の部屋を手に入れる。そんな中、薬房を訪れたチョンジュンは、偶然ジャヨンに出会う。
【第5話】
親のいない子たちの施設である留接所が、ジャグンによって撤去されそうになる。助けを求めに来たジャヨンの話を聞いたチョンジュンは、王族たちに手紙を出して撤去中止を訴える。
そんな中、興宣君は王に取り次ぐ代わりに、占術師の腕を競わせる場に出るようチョンジュンに言う。そして、都で一番の易者と認められたチョンジュンは、賞金を辞退し留接所の維持を願い出る。イ・ハジョンの口添えで、留接所の撤去を禁じる王命が下されるが…。
【第6話】
留接所でインギュに捕らえられたチョンジュンは、「謀反を企てたという自白書を書け」と強要され、激しい拷問を受ける。そんな中、ボンリョンはナハプと手を組み、チョンジュンを脱獄させるのだった。
一方、キム・ジャグンは次期国王に自分たちの都合のいい人物を立てるため、国王候補のハジョンを陥れようと目論む。お尋ね者となったチョンジュンだったが、自らジャグンの屋敷を訪ねていき、次期国王は興宣君の次男イ・ジェファンだと公言する。
●第7話〜第12話
【第7話】
「次期国王はジェファンである」とチョンジュンが公言したことで、興宣君は苦しい立場に陥る。一方、インギュはチョンジュンをおびき寄せるためにボンリョンを自宅に監禁する。
同じ頃、王命により謹慎中のチョンジュンのもとにイム従事官が来る。連れていかれた先にいたのはハジョンだった。ハジョンはチョンジュンを殺すつもりでいたが、チョンジュンは自白書を取り戻すことが先決であり、次期国王は「生き残った者」だと言い放つのであった。
【第8話】
興宣君に撃たれたボンリョンを救ったのは、母親のバンダルだった。キム・ビョンウンの私兵がボンリョンを捜す中、大妃のもとに城門まで翁主をつれて行くという文が届く。ボンリョンを城門まで連れていくバンダルであったが、ビョンウンの私兵の襲撃を受け、混乱の中で姿を消してしまう。そして、ボンリョンの証言により興宣君は国王に罪を問いただされるが、そこへチョンジュンが現れて驚くべきことを言い放つのだった。
【第9話】
役人の不正を訴えて乱を起こした村人たちが、都に連行されていることを知ったチョンジュンは、ハジョンに民の解放を訴えるが、ハジョンは村長を捕らえる。そんな中、興宣君とハジョンはキム一族の悪事を示す証拠を入手し、チョンジュンの警告を無視してビョンウンを告発する。しかし、次期当主であるビョンウンが捕らわれたにもかかわらず、ジャグンたちキム一族は落ち着き払っていた。そのことを知ったチョンジュンは違和感を覚える。
【第10話】
賄賂事件の裏を探るチョンジュンは、ビョンウンが興宣君を罠にかけた証拠を掴む。そんな中、ビョンウンはハジョンたちが謀反を計ったと主張し、その言葉を信じた哲宗はハジョンを流刑に処す。興宣君はチョンジュンの釈明により処罰を免れるが、ハジョンは流刑先で悲劇的な最期を遂げる。チョンジュンのおかげで命拾いした興宣君は、己の愚かさを深く反省する。そして、息子ジェファンを支えてほしいと頭を下げるのであった。
【第11話】
ハジョンの用心棒ヨン・チソンは、主君の恨みを晴らすためビョンウンとチョンジュンの命を狙う。一方ボンリョンは、捜し続けていた少女ジャヨンと再会する。
そんな中、王族たちの意見がまとまり、ようやくジェファンを次期国王に推薦できる機会を得た興宣君。だが大妃は哲宗の異母兄、懐平君の子を王にすると告げ、ある易者を紹介する。それは以前、チョンジュンを逆恨みし、ボンリョンの首を絞め、殺しかけたソンジンだった。
【第12話】
趙大妃はヨンウン君を次期国王にしようと目論む。チョンジュンたちは、突如現れたヨンウン君とソンジンを不審に思い、二人を調べ始める。
数日後、チョンジュンは哲宗に呼ばれて参内する。哲宗は、チョンジュンとソンジンの能力を試すため国運を占うよう命じる。ソンジンは太平の世が訪れると予言し、チョンジュンは民の間に疫病が広がると予言する。そんな時、ジャヨンは次々と病に倒れる民を救うため、ボンリョンに助けを求める。
●第13話〜第18話
【第13話】
ビョンウンは疫病患者を城門から追い出そうとし、チョンジュンたちは彼らを救うために奔走するも、患者たちを別の場所に移せと命じられる。しかし、パルヨンが運よく賭けで勝ち、患者たちは広い土地へ移れることに。
そんな中、興宣君はヨンウン君を始末すべきかチョンジュンに尋ねる。殺人ではなく、他の方法を考えるよう興宣君を諭すチョンジュン。一方、ヨンウン君が奴婢の身分であることを知ったビョンウンはソンジンを殺害する。
【第14話】
ボンリョンはヨンウン君が王族ではなく奴婢であることを暴き、その事実を口外しない条件でジャグンの屋敷から出ることを許される。追ってきたインギュともみ合いになるが、どうにかチョンジュンと逃げる。そして、疫病患者の収容所に居を構えたボンリョンはチョンジュンと愛情を深め合うのだった。
そんな中、哲宗が崩御する。趙大妃はジェファンを国王にすると宣言する。興宣大院君となったイ・ハウンは朝廷で権限を持つことに。
【第15話】
疫病患者の収容所だった地を閉鎖せずに、三田渡場と名付け未来に備えようとするチョンジュン。ペオゲの宿に現れたフランス人神父ベルヌーは、自分や天主教徒をかくまってもらう代わりに、チョンジュンに西洋の知識を伝授すると約束する。収容所が閉鎖されないのを怪しむ大院君は現地を訪れ、チョンジュンが自分とは違う道を歩み始めていることに気付く。そんな中、チョンジュンとボンリョンは2人だけの結婚式を挙げて夫婦となる。
【第16話】
チョンジュンは大院君に呼ばれ屋敷に行く。悪い予感がしたボンリョンは何かあれば貿易館に行くよう伝える。大院君は三田渡場を宣恵庁に管理させ、占術館で易者の仕事をするようにチョンジュンに告げる。屋敷からの帰り道、チョンジュンは大院君の部下に襲われるが、ドギュンの護衛に助けられる。貿易館に着いたチョンジュンはドギュンに促され船着き場に行く。ボンリョンを待つチョンジュンだったが、外国へと逃亡させられる。
【第17話】
ドギュンによって新たな身分証を手に入れたチョンジュンは、大院君の長男イ・ジェミョンに近づき“盗賊チャン・サムソン”の話を吹き込む。そして、権勢を振るう大院君を揺さぶるためジャヨンを王妃選びに参加させる。チョンジュンの思惑どおりジャヨンは王妃に選ばれ、婚令が執り行われる。
そんな中、大院君の監視下に置かれるボンリョンを捜し当てるチョンジュンだが、ボンリョンは薬のせいでチョンジュンのことを覚えていないのだった。
【第18話】
ボンリョンは徐々に過去のことを思い出し、母親のバンダルと幼い息子を取り戻そうとするが、インギュに幼子を奪われてしまう。国中で大院君に対する不満が高まる中、チョンジュンは大妃や朝廷の有力者を味方につけ、ついにこれまでの罪を許され、世を騒がせている怪盗の捕縛を担当する責任者に任命される。高宗は1人で決断を下したことで大院君の怒りを買う。それを見たジャヨンはチョンジュンをそばに置くよう高宗に勧める。
●第19話〜第21話(最終回)
【第19話】
チョンジュンとボンリョンは、無事に息子を取り戻す。ドギュンは大院君に貿易を妨害されるが王妃に助けられ、協力の申し出を受け入れる。そして、ついに大院君失脚決議のための会議が開かれるが、高宗は、政治はすべて大院君に任せると中座し、大臣たちは火災の責任を追及され捕らえられてしまう。チョンジュンは、ビョンウン殺害の罪で処刑されるはずだったインギュを引き連れて、フランス軍が攻め込んできた江華へ向かう。
【第20話】
チョンジュンは、インギュと共に戦略を立ててフランス軍を撃退。だが帰還を祝う宴会で、今の政策を批判したチョンジュンは大院君の怒りを買う。そんな中、天主教徒たちが外国と内通した罪でさらし首になる。チョンジュンは、天主教徒と一緒に捕まったパルヨンたちを助けるため大院君を訪ねる。言われるがままに忠誠を誓わされるチョンジュンだったが、大院君の横暴に業を煮やし、国の運命を変えるべく大院君暗殺を決意する。
【第21話(最終回)】
祭りの夜、チョンジュンは宴会場で琴に隠した爆薬によって大院君を殺そうとする。だが、子供たちが巻き込まれそうになったため琴を投げ捨て、計画は失敗。捕らえられ刑場に連れていかれたチョンジュンだが、武装したパルヨンたちが救出する。仲間たちを国外へ逃がしたチョンジュンは、捕まったボンリョンを助けに行き、大院君の屋敷で深手を負う。その後ボンリョンたちはロシアの地に定着する。そんな中、馬に乗った男が突然村を訪れる。
●スタッフ
演出:ユン・サンホ「月が浮かぶ川(原題)」「イモン~禁断の愛~」「師任堂(サイムダン)、色の日記」「百年の花嫁」「アンニョン!コ・ボンシルさん」「バーディーバディ」「タムナ~Love the Island」「飛天舞」「太王四神記」
脚本:パン・ジヨン「夜警日誌」
原作:小説「風と雲と碑」(イ・ビョンジュ)
●キャスト
チェ・チョンジュン役:パク・シフ「バベル〜愛と復讐の螺旋(らせん)〜」「ラブリー・スター・ラブリー」「黄金の私の人生」「名もなき英雄<ヒーロー>」『きみの声を探して アフター・ラブ』「清潭洞<チョンダムドン>アリス」「王女の男」
イ・ボンリョン役:コ・ソンヒ「愛しのホロ」→12話「SUITS/スーツ~運命の選択~」「マザー~無償の愛~」「復讐の女神」「あなたが眠っている間に」
興宣大院君役:チョン・グァンリョル「魔女の法廷」「あなたはひどいです」「オクニョ 運命の女(ひと)」「テバク~運命の瞬間(とき)」「リメンバー~記憶の彼方へ~」
チェ・インギュ役:ソンヒョク「グッド・キャスティング(原題)」「リセット~運命をさかのぼる1年~」
キム・ビョンウン役:キム・スンス「夜食男女」「漆黒の四重奏(カルテット)」「雲が描いた月明り」「家族の秘密」「愛してもいいんじゃない」「トラップ~最も残酷な愛~」「花遊記<ファユギ>」
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