【ネタバレ】韓国ドラマ「トンイ」31〜60話(最終回)のあらすじイッキ読み!

韓国ドラマ情報

  • 手をとりあう男女

【ストーリー】
最下層の身分から朝鮮王朝第19代王・粛宗(スクチョン)の側室となり、後の第21代王・英祖の生母となったトンイ(淑嬪 崔氏スクビン チェシ)の一代記。朝鮮王朝の最も派閥闘争の激しかった時代を背景に、粛宗を巡るロマンス、女性同士の権力争い、そして英祖の成長過程を交えながらドラマチックに描いていく。

【トンイ 相関図】

  • トンイ 相関図

目次

韓国ドラマ「トンイ」第31話〜第35話

【第31話】ためらう心

  • 焦った表情の男女

粛宗はトンイを守るため、承恩尚宮に任命する。オ・テソクたちは「トンイは放火の罪人であり、宮廷から逃亡した」と言って反対するが、粛宗は重臣たちが口出しできることではないとはねつける。チャン禧嬪は自分が王妃の座にいる限りはトンイにもう何も奪われることはないと考え、チャン・ヒジェを釈放すればトンイを承恩尚宮として認めると粛宗に取引を申し出るが…。

【第32話】命がけの取り引き
トンイはソ・ヨンギに本物の謄録類抄を見せ、それを守ったシム・ウンテクを守るよう頼む。一方、トンイに仕える女官たちが次々と疫病で倒れる事態となり、皆が仕えるのを嫌がる中、ポン尚宮とエジョンが自ら仕えることを申し出る。トンイを気遣う粛宗は居酒屋でファン・ジュシクやヨンダルも呼んで息抜きをさせるが突然雨になり…。

【第33話】疫病の正体

  • 気を失った女性を心配する人々

トンイは宮殿に広がる病の原因を突き止めたいとチャン禧嬪に願い出て、三日の猶予を得る。ユン氏がこれに関与していることを知ったチャン禧嬪は、王妃の座を守るために汚い手が必要なら、自ら手を下すと決意する。一方、シム・ウンテクと合流したソ・ヨンギとチャ・チョンスの三人は都への道を急ぐ。そんな折トンイは水剌間の女官の手をみて、あることに気がつくが…。

【第34話】消せない過去
世子の承認書を持った清国使節団が到着してチャン禧嬪やオ・テソクら南人は喜びにわき、仁顯前王妃やチョン・イングクら西人には諦めの空気が漂う中、チャン・ヒジェは使節団のチンに「本物の謄録類抄を渡さねば粛宗に事実を話す」と脅される。一方、トンイの過去の記録が消されていると知ったチャン禧嬪は一計を案じるが…。

【第35話】禁じられた告白

  • 夜に話をする男女

ソ・ヨンギに問い詰められたトンイは自分が剣契のかしらの娘チェ・ドンイだと認める。そして粛宗には自分から話させてほしいと言うが、ソ・ヨンギはそれを許さない。一方、トンイの記録を見つけられないチャン禧嬪はトンイの周りの人々を探らせ、ソ・ヨンギが剣契の記録を捜していたことを知る。
トンイの裏切りに胸を痛めるソ・ヨンギだったが、チャ・チョンスからチェ・ヒョウォンの真意を聞かされ…。

韓国ドラマ「トンイ」第36話〜第40話

【第36話】逆転の罠
皆が宴会場に集められているのを不審に感じたトンイは、仮病を装い部屋に戻ろうとするが、チャン禧嬪に引き止められる。一方ソ・ヨンギは義禁府の兵が宴会場に配置されるのを見て、親衛隊の兵を宴会場にすべて集める。華やかに繰り広げられる宴会の裏側で、ある策略が進行していた。

【第37話】動かぬ証拠

  • 罪が暴かれた女性たち

トンイの作戦でショウガ汁が塗られていた謄録類抄に触れたチャン禧嬪たちの罪が、酢を使って暴かれることになる。オ・テソクら南人は生き残るためチャン禧嬪を切り捨てることを決め、オ・テソクから命じられたユ尚宮がチャン禧嬪に指示されたと自白する。チャン禧嬪は粛宗に「罪は認めるが、自分の持つ力を全てかけても王妃の座は守る」と告げるが…。

【第38話】ふたつの喜び
チャン禧嬪は王妃から降格となるものの、世子の母であるため以前の禧嬪の称号を許され、そのまま宮殿に残ることになる。そして無実が証明された仁顯前王妃は、王妃として宮殿に戻ることとなる。チャン・ヒジェたちは流刑先に送られるが、チャン禧嬪は心の中で兄に再起を誓う。一方、監察府の監督を任されたトンイは、事件に関わったユ尚宮たちの処遇を言い渡す。

【第39話】忌まわしき記憶

  • 子どもに食料を与える女性

淑媛となったトンイは王子を産み、その百日の祝いの代わりに粥の配給所を設けて賤民を救済することにする。しかし、その配給所で活人署の署長が殺され、トンイは何者かが剣契(コムゲ)に罪を着せようとしていて、父たちを陥れた犯人につながるのではないかと考える。事件を担当するのは漢城府の新しい庶尹で、殺された大司憲の息子チャン・ムヨル。公正な男だと評判で粛宗の信頼も厚かったが…

【第40話】復讐の誓い
トンイは清国人の集まる賭場で、手の合図が示す数の意味を調べようとするが収穫はない。チャン禧嬪はチャン・ムヨルを動かし、南人への影響力を取り戻し、チャン・ヒジェが都に戻れるよう画策する。一方、チャ・チョンスはかつての砦で剣契の再結成を目撃するが、ソ・ヨンギに報告できないでいた。

韓国ドラマ「トンイ」第41話〜第45話

【第41話】浮かび上がる黒幕

  • 陰から見ている女性たち

トンイは自分を殺しに来た剣契を、兵が来る前に逃がし、再結成された剣契のかしらケドラと再会を果たすが、殺しをやめるよう説得することはできない。ケドラたちのことが明らかになれば自分の過去も隠せないと覚悟したトンイは、父たちかつての剣契を陥れたのが何者なのか、それだけでも突き止めなければならないと、手の合図が示す数の意味を調べるのに力をそそぎ、南人の一部が経典とする六経に目を留める。

【第42話】断ち切れぬ友情
かつて剣契を陥れたのはオ・テソクだと知ったトンイは、チャン禧嬪のもとを訪れ、チャン禧嬪が陰謀を知っていたことを確かめる。さらにトンイは証拠を得るため、オ・テソクに揺さぶりをかける。しかしチャン禧嬪もまた、チャン・ムヨルの調べにより、トンイが剣契のかしらの娘で事件の真相を知っていると確信する。一方、チャン・ヒジェから身を隠すように言われたオ・テソクは武官に案内され都を離れるが…。

【第43話】苦渋の決断

  • とらえられた女性たち

チャン禧嬪の策略で粛宗はトンイがケドラを助けようとする姿を目の当たりにする。トンイは自分が剣契の前のかしらの娘チェ・ドンイであること、再結成された剣契を放ってはおけず逃がそうとしたことを告白、罰を受けるので何も知らない他の者は許してほしいと願うが、粛宗はトンイを居所に追い返す。一方、仁顯王妃はトンイに自分と同じ思いはさせまいとチャン禧嬪と戦う姿勢を見せる。

【第44話】耐えがたい苦しみ
トンイが漢城府へ行ったと聞いた粛宗は急いで止めに行くが、すでにトンイはチャン・ムヨルにすべてを自白し、記録も取られた後だった。それでも粛宗はトンイを裁くことができず、政務にまで影響が及び、トンイは深く心を痛める。そんな折りトンイの産んだ王子が危篤状態に…。

【第45話】募る恋しさ

  • 棒をもった子供に話しかける男性

世子が跡継ぎを授からないかもしれないと知ったチャン禧嬪は、トンイが産んだクムの存在が世子の座を脅かすのではと恐れていた。一方、6年の歳月が流れ、クムは王子としての自覚と誇りと、卓越した能力を持ち合わせて立派に成長していた。ある日、クムは食事会に招かれた賤民の子たちに紛れて宮殿に入るが…。

韓国ドラマ「トンイ」第46話〜第50話

【第46話】父と子
漢城府の判官を名乗った粛宗は、塾に行き損ねたクムと楽しいひとときを過ごし、トンイを宮殿に呼び戻す時が来たと考える。クムの卓越した能力を知ったトンイは、それを隠すためにクムを塾に行かせるのをやめ、雲鶴ことキム・グソンに教育を頼もうと決める。トンイたちの訪問を受けた雲鶴はクムには興味を持つものの、朝廷と関わるのを拒む。一方、ユン氏はトンイの抹殺を考え、チャン禧嬪に黙ってある行動を起こすが…。

【第47話】王子の意地

  • 机に座る女性

宮殿に戻り、トンイは淑儀に、クムはヨニン君となる。粛宗はクムと父として再会を果たし喜ぶ。仁顯王妃が開いた宴でチャン禧嬪と再会したトンイは、二度と大切なものを奪わせないと宣言する。一方、クムの教育をキム・グソンに頼むことを、トンイはまだ諦めていない。そしてクムの身に危険が及ぶことを心配したトンイは、宗学でも「小学」を知らないふりをすることをクムに約束させるが…。

【第48話】近づく嵐
仁顯王妃からクムを王にすることができるかと問われたトンイは、その真意を測りかね、困惑する。一方、クムを侍講院に通わせるという話にチャン禧嬪が過剰に反応するのを見たチャン・ムヨルは、世子に何か問題があるのではないかと勘づく。一方、侍講院の件を重臣たちに反対されてもクムに何かしてやりたい粛宗は、自ら雲鶴を説得に行くが…。

【第49話】王妃の願い

  • 話し合う女性たち

仁顯王妃が倒れ、主治医は三日のうちに意識が戻らねば危ないと粛宗に告げる。トンイはアン尚宮を問いただし、世子の病のことを知り、昨夜仁顯王妃がチャン禧嬪に会いに行ったのは世子のために自白する機会を与えるためだったと聞く。そんな中、ユン氏に連れられ巫女が入り込み、王妃の居所近くで呪詛を行うが…。

【第50話】兄と弟
仁顯王妃は粛宗にトンイを王妃にしてほしいと言い残し、息を引き取る。朝廷では重臣たちが世子の母であるチャン禧嬪を王妃にと粛宗に迫り、チャン・ムヨルもチャン禧嬪に味方する態度を示す。一方トンイは、世子の病を粛宗に話す気はないのでトンイを信じて世子とクムが兄弟として生きられるようにしてほしいとチャン禧嬪に頼むが…。

韓国ドラマ「トンイ」第51話〜第55話

【第51話】宣戦布告

  • 凛とした女性

トンイとの和解を拒んだチャン禧嬪は王妃を呪詛した証拠もトンイに返してしまう。チャン・ヒジェはトンイたちがすぐには世子の病を公にできぬようにとクムに世子の帝王学の書を持たせ、クムが世子の座を狙っているかのように陥れる。世子は真相を話すことができず泣いているクムをかばい、騒ぎは収まるが…。

【第52話】無垢な心
宮殿に戻った世子を迎えたチャン禧嬪は騒ぎをクムのせいだと言い張り、世子は倒れてしまう。それに怒ったチャン禧嬪はクムを捕らえさせ、イム・サンヒョンたちは粛宗にクムが世子に危害を加えたといってクムの処罰を求める。チャン禧嬪はクムが世子の座を狙っていると世子に言い聞かせようとするが…

【第53話】憎しみの炎

  • 嘆く女性たち

世子が自分の病を粛宗に打ち明け、粛宗は隠していたチャン禧嬪を「世子の病があるからクムを追いつめようとしたのだろう」責める。チャン・ムヨルもイム・サンヒョンたちに事実を暴露し、世子の病は宮廷の噂となる。一方、ユン氏がトンイを狙ったことがオ・テプンから捕盗庁に伝わり、ユン氏は捕らえられてしまう。

【第54話】欲望の果て
トンイを斬った刺客は、チャ・チョンスによって捕らわれ、黒幕のチャン・ヒジェも捕らわれる。シム・ウンテクは仁顯王妃を呪詛した証拠を粛宗に見せ、それでもトンイがチャン禧嬪に機会を与えようとしたのに、チャン禧嬪はトンイたちの命を狙ったのだと話す。チャン・ヒジェとユン氏は拷問を受けてもチャン禧嬪の関与を否定するが…。

【第55話】新たな対立

  • 向かい合う女性たち

チャン禧嬪はトンイに世子のことを頼み、毒を飲む。粛宗はチャン禧嬪の最後の願いを聞き入れ、その死にゆく姿を見届ける。母の処刑により世子は荒れ、訪ねてきたクムを、自分たちは政敵であるから二度と来るなと追い返す。「政敵だ」と言われて悲しむクムを慰めるトンイは、世子とクムを守るために二人とも王にする道を考える。

韓国ドラマ「トンイ」第56話〜第60話(最終回)

【第56話】王子の婚礼
クムに婚礼を挙げさせ宮殿から追い出そうとする仁元王妃。何とかしようとする粛宗にトンイは粛宗がクムの肩を持っては世子が傷つくので自分に任せてほしいと頼む。そして仁元王妃に対しこれまでの王室の記録を持ち出し、側室が産んだ世子以外の王子の妃選びには母親が関与した例がいくつもあるのだから、クムの婚礼は挙げるが、妃選びは自分がすると申し出る。名家が並ぶ候補を前にトンイは…。

【第57話】王の密命

  • 手紙を持った女性

世子もクムも王にしたいというトンイの考えを聞いた粛宗は、重臣たちに王位を継ぐのは世子だと宣言し、トンイを宮殿の外に住まわせると言い、周囲を驚かせる。粛宗の真意が分からないままのトンイは、それを粛宗の待てという合図だと取り、抵抗しようとする監察府を王命に従うよう諭す。一方チャン・ムヨルは、粛宗の真意を怪しみ…。

【第58話】思わぬ標的
トンイを訪ねた仁元王妃は、なぜ王妃の座を放棄したのか、噂がどこまで本当なのかとトンイに疑問をぶつけるが、話の途中でチャン・ムヨルに呼び戻されてしまう。そして、トンイに明日宮殿を出て行くよう命令を出してほしいと頼まれる。一方兵力をチャン・ムヨルに掌握されてしまったチャ・チョンスは春秋館が襲われたことをトンイ伝え…。

【第59話】真心の力

  • 話している女性

トンイは既に手を打ち、仁元王妃に「チャン・ムヨルが保身のために陰謀を企んでいる。私を信じてわざとチャン・ムヨルの作戦に乗ってほしい」と頼んでいた。仁元王妃は悩んだ末ついに決断を下す。一方宮殿の外では粛宗とソ・ヨンギが、罪の証拠をつかむために、密かに動いていた…。

【第60話(最終回)】民のために
トンイは粛宗はじめ皆に宮殿を離れることを止められるが、今後は最も力のない者のために生き、その姿を将来王となるクムに示したいと言い、意志を貫き梨峴宮へ移る。そして困った民が誰でも来られるようにと、梨峴宮の塀を壊し始める。
1年後、梨峴宮は助けを求める人々が連日列をなしポン尚宮ら女官も大わらわ、そんなある日、両班と役人に濡れ衣を着せられた父を助けてほしいと賤民の娘が梨峴宮へ駆け込んでくる、トンイは皆の協力を得て、事件を解決しようと動き出す…。

韓国ドラマ「トンイ」全60話

●キャスト
ハン・ヒョジュ(『春のワルツ』『華麗なる遺産』)
チ・ジニ(『宮廷女官 チャングムの誓い』『スポットライト』)
イ・ソヨン(『春のワルツ』映画『覆面ダルホ』)
ぺ・スビン(『風の絵師』『華麗なる遺産』)

●スタッフ
演出:イ・ビョンフン、キム・サンヒョプ
脚本:キム・イヨン
音楽:イム・セヒョン(『宮廷女官チャングムの誓い』『イ・サン』)

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