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トヨタ スターレット KP61 S(3ドア)中期型(1980)
「第62回全日本模型ホビーショー」が10月12日(土)・13日(日)に東京ビッグサイト南1・2ホールで開催されました。全日本模型ホビーショーでは、各ホビーメーカーから秋〜冬にかけてリリースされる新商品を一挙公開。今回は、静岡を代表するスケール模型メーカー・ハセガワの注目アイテムを紹介していきます。
多彩な作り方が楽しめる待望のオフロードバイクキット「1/12 ホンダ XLR BAJA(MD22)(1991)」
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1/12 ホンダ XLR BAJA(MD22)(1991)
往年の銘車をメインにバイク模型を精力的にリリースし続けているハセガワが、ついにオフロードタイプの1/12スケールバイク模型に着手。バイク模型といえば、カウルをまとったスーパースポーツタイプやメカニカルなディテールが強調されたネイキットタイプがほとんどで、きれいなディスプレイモデルとして仕上げることが多いのですが、オフロードタイプであれば、汚し仕上げに挑戦できたり、それを活かしたラフな仕上げも行えたりと、バイク模型の楽しみ方が広がりやすいです。
また、モチーフが XLR BAJAという、知名度や見た目もキャッチーな車種というのもうれしいポイント。今後、他の車種や、組み合わせられる同スケールのフィギュアの展開などにも期待したいところです。
「ホンダ XLR BAJA(バハ)」とは
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会場に展示されていた実車のBAJA。ハセガワの社員が個人所有しているものとのこと
1987年に登場した、オフロードマシンXLR250Rのバリエーション車。オイルクーラー、容量を増やしたシートバッグ、そして目を引くデュアルヘッドライトを装備した、よりエンデューロ色の強い仕様になっているのが特徴です。キットになっているのは、足周りを強化し走破性を高めた1991年モデル。ちなみに“BAJA”という名前は、メキシコのバハ・カリフォルニア半島で行われる、過酷なオフロード長距離レース「BAJA1000」から名付けられています。
気軽に作れる工夫が目白押し!

製品版ではパーツごとに色分けされていて、説明書通りに組んでデカールを貼るだけでこの仕上がり。

成型上の都合で実車と比べて太くなりがちなスポークもかなり細目。キットのままでも充分見映えが良いです。


スライド金型を使って、シリンダーヘッドの放熱フィンやロゴの刻印を1パーツで再現。こうすることでパーツ数を抑えながらディテールに合わせ目ができないので、特別な加工をしなくても実車のようなディテール感が楽しめます。
FR版“ボーイズレーサー”「トヨタ スターレット KP61 S(3ドア)中期型(1980)」完全新金型でキット化
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トヨタ スターレット KP61 S(3ドア)中期型(1980)
2019年に一度スターレットをキット化しているのですが、そちらはFF駆動版の三代目。今回はFR駆動時代でスポーティーな要素が色濃かった二代目を新金型でキット化。中期タイプの角型ライトとサンルーフを装備した姿を再現しています。
トヨタを代表する大衆車スターレットシリーズ
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完成見本
スターレットは当初、トヨタ初の大衆車「パブリカ」のスポーティモデルとして1973年に登場し、その後イチ車種として確立。スポーティーな要素はそのまま引き継がれ、大衆車でありながらレース車のベースにも使用される“ボーイズレーサー”としても人気を博しました。シリーズとしては5代目まで続き、1999年に1.3L版のヴィッツの登場とともに終売。現在のヤリスまでその歴史はつながれています。
試作段階のため単色ですが、ボディパーツは赤で成型。ホイールのリムにはメッキパーツが使われています。
こだわりポイントはシャシー。従来ではあまり見られない凹凸の激しいデザインを再現するのに苦労したとか。完成すると見えなくなる場所なので、組立時に堪能してみてください。
往年の名ドラマでも活躍したシルビアの姉妹車
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ニッサン ガゼール(S110)前期型 HT 2000XE-II(1979)
先にリリースしたニッサン シルビア(S110)前期型 HT 2000ZSE-X(1979)のバリエーションとしてその姉妹車であるガゼールを追加パーツでキット化。ガゼールといえば『西部警察』で石原裕次郎が演じる捜査課長・木暮謙三の愛車としてもおなじみです。思い入れのある人は製作にチャレンジしてみては?
オリジナルディテール製作が捗る「精密デバイダー けがき用(両針)」
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非常に小さくて工具箱でもかさばりにくそう
使用中にも狂いにくいスプリングタイプの精密デバイダー。円形のディテールをプラパーツに刻むときや、ディテールをトレースする際にも便利。
模型製作に特化した材料も
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極細両面テープ(0.5mm、1mm)、フィニッシュ軟化剤 NEXT
プラモデルの細かいパーツにも使いやすいようにあらかじめ細幅になっている両面テープ2種。パーツの仮止めや、クリアーパーツの取り付け、手軽に着脱させたいところに重宝します。しばらく市場在庫がなくなっていたフィニッシュ軟化剤が“NEXT”と銘打って復活。薄いシールタイプのフィニッシュシートをしっかり形状に追従させるのにとても便利です。
ボーダーモデルが日本を代表する大戦兵器を完全新金型でキット化
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日本海軍 戦艦 大和 1945
ハセガワが輸入代理を務めている中国のホビーメーカー・ボーダーモデルが完全新金型で戦艦大和をキット化。スケールは1/350と大きく、スライド金型やエッチングパーツ、3Dプリントパーツも駆使したキットということで、かなり再現性の高いハイディテールモデルであることが想像できます。
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1/350 大和に同梱される3D出力パーツ。3D出力を活かした1パーツ成型がほとんど
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零式艦上戦闘機(仮称)
1/35スケールという、戦車模型のメジャースケールでキット化される零戦。空母赤城の艦橋と甲板とのセット商品も発表されていました。今のところ何型かは発表されていませんが、イメージイラストには濃緑色が施されていたので21型以降の可能性は高いです。
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