作った模型に独自の世界観を加えることのできるジオラマ。作ったジオラマとプラモデルをただ組み合わせるだけでも良いのですが、少し手を加えることで2つの作品が調和し、より完成度を高めることができます。
ガンプラのポーズを決める
組み合わせるのはエントリーグレード 1/144 RX-78-02 ガンダム。作ったジオラマベースに置いただけだと少々臨場感に欠けるので、相応のポージングを取らせる必要があります。
ベースのシチュエーションとしては地上なので、足元を浮かせることなくしっかり地面を踏みしめているように見える角度にしてやると違和感が軽減します。
とくにガンプラは全身のいたるところが動くので、自由度が高いぶん、想像通りのポージングを行うのがとても難しいです。壊さない程度に扱ってじっくりポージングを吟味しましょう。
ベースの段差を活かしたポージングにすることにしました。まずは足元の形を作り、あとから上半身を調整していきます。
自然な雰囲気でベースに固定する方法
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今回は100円ショップで販売されている「ジオラマ粘土」を使用
ジオラマ仕上げにする際には、あらかじめプラモデルを設置する場所を想定してベースを作ったほうが馴染みやすいですが、そうじゃない場合でもベースに自然な雰囲気で設置する方法があります。まずは足の裏にジオラマ粘土を貼り付けます。
ジオラマ粘土を貼り付けた足を地面にぎゅっと押し付けて固定させます。
足裏の粘土は少なく盛らずに、足からはみ出すぐらいのボリュームにしておくのがコツ。これによって地面にめり込んで重さがある雰囲気に仕立てやすくなります。
傾斜のある部分も足の内側のジオラマ粘土を多めにすることで、重みで傾斜にめり込んだような雰囲気にできます。
そしてヘラなどを使って、ジオラマ粘土を地面になじませるように形状を整えます。
ジオラマに使った素材を活用してなじませる
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水で溶いた木工用ボンドを筆で塗る
ジオラマ粘土がそのままだと浮いて見えるので、ベースと雰囲気をなじませていきませていきます。まずは水で溶いた木工用ボンドを筆で塗ります。
ボンドを塗ったところに砂の素材をかけていきます。コツはジオラマ粘土の部分も多少残すこと。
これだけで一気にベースとの一体感が生まれます。
ポーズを決めて全体のバランスを整える
ベースとの接地面である足元が決まったので、上半身のポージングを整えます。
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上空を見上げて索敵をしているガンダム
この地に着地し、上空を見上げて索敵をしているガンダムという雰囲気に落ち着きました!
ガンプラ本体の組み立てからベースの製作、最後のジオラマ粘土を使ったフィッティングまでにかかった期間はおよそ1日。いずれも本体は塗装を行わずに汚しを加えただけのいわゆる成形色仕上げで、細かな部分での差異はあるものの、全体の雰囲気はプロモデラーが製作したものにも近しい仕上がりとなりました。
必要なのは繊細な技術や根気のある作業ではなく、素材選びとちょっとした工夫。塗装は難しいけど、手の込んだ作品を作りたいという方はぜひ参考に挑戦してみてください。
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