100均なのにクオリティが高すぎる! 山田化学の連結ディスプレイベースを大解剖!

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  • 連結ディスプレイベース

100円ショップで「本当に100円!」と驚かされる模型アイテムを手がけているのが、三重県の山田化学株式会社です。なかでも話題の「連結ディスプレイベース」は、プラモデルやフィギュアを引き立てる完成度の高い一品です。

今回は山田化学にカメラが潜入し、人気商品の企画から連結ディスプレイベースの組み立て方まで、その魅力とこだわりを余すところなく紹介していきます。

目次

100均の製品を作る山田化学

  • 山田化学が取り扱う商品の一部

100円ショップで販売されている模型関連アイテムのなかでも、驚くほどの完成度を誇るのが三重県伊賀市に本社を構える山田化学株式会社です。山田化学は1988年にプラスチック製品販売会社としてスタートしました。

製造技術を向上させてユーザーのニーズに応えた結果、100円ショップ向けの商品を展開するように。商品はドリンクボトルや収納容器のほか、ジェルネイルシールなどのコスメ商品など、多数の取り扱いがあります。

数多くの商品を展開するなか、山田化学を強く印象付けるのが、ミニチュア模型やプラモデルなどのディスプレイアイテムです。

  • 培ってきた技術を活かして1/150の軍人フィギュアまでも

    培ってきた技術を活かして1/150の軍人フィギュアまでも

どんな商品がある?

  • 精巧に作られたコンテナ群

    精巧に作られたコンテナ群

山田化学では、いずれも100円で購入できる手頃さながら、設計やディテールには妥協がありません。社内には小さな展示スペースがあり、ミニチュアサイズの棚やケース、コンテナなどが陳列されていました。

  • 山田化学では収納やディスプレイに特化した商品が多いのが特徴

    山田化学では収納やディスプレイに特化した商品が多いのが特徴

それらはただの飾りではなく実際に100円ショップで購入できる商品群で、コンテナには実在する企業と正式なライセンス契約を交わしたデザインが使われています。

  • アリさんマークの引越社など実在する会社のコンテナも

    アリさんマークの引越社など実在する会社のコンテナも

陳列台となる「コキ」まで用意されており、鉄道模型ファンにも評価が高いようです。

  • JR貨物でおなじみの荷台「コキ」

    JR貨物でおなじみの荷台「コキ」

これらの製品は「100円×3点=300円」でフルセットが揃うという圧倒的なコストパフォーマンスを実現しており、企画・開発のヤマダさんは「ギリギリで頑張っている」と語っていました。

  • 300円で購入できる一例

    300円で購入できる一例

大人気のディスプレイベース

  • 山田化学の大ヒット商品「連結ディスプレイベース」

    山田化学の大ヒット商品「連結ディスプレイベース」

山田化学のなかでも一番人気なのが、100円とは思えないほどのクオリティを誇る「連結ディスプレイベース」です。連結ディスプレイベースは、壁面・床面・拡張パーツを自由に組み合わせることが可能で、立体的なジオラマ空間を構築できる人気商品。話題となっているのが、発射台(カタパルト)風のパーツや司令室、クレーン、デカールなどのオプションで、まるでアニメ作品に登場する格納庫のような空間演出ができる点となっています。

連結ディスプレイベースは山田化学の力作だけあって、開発段階で何度も仕様変更や試作を繰り返したようです。

初期案では表面に装飾がほとんどありませんでしたが、より見映えを良くするために溝や凹凸を加えた結果、成形時に樹脂が流れ込まず金型が取れなくなるという問題も発生しました。それでも妥協せず、最終的には情報量豊富な造形を保ったまま製品化に成功しています。

  • 100円とは思えないほどの細かい造形

    100円とは思えないほどの細かい造形

  • 拡張パーツも豊富でカスタマイズしても破格のコスト

    拡張パーツも豊富でカスタマイズしても破格のコスト

色味は整形色の黒ですが、グレー系に塗装することでよりリアルな雰囲気を演出できます。今回は山田さん自身が製作したジオラマを披露しており、13点ものアイテムを組み合わせた大型ディスプレイが紹介されています。

クレーン、人形、照明など細部まで工夫が凝らしてあり、価格に見合わぬ完成度が見る者を驚かせます。

  • ヤマダさんが13個のパーツで製作したディスプレイ

    ヤマダさんが13個のパーツで製作したディスプレイ

商品を開けてみる

  • 連結ディスプレイベースと拡張床を組み合わせることで広大なジオラマも製作可能

    連結ディスプレイベースと拡張床を組み合わせることで広大なジオラマも製作可能

「拡張床」を開封して中身を確認しますが、1つのパッケージに2つの床パーツの内容となっています。また、床には2種類の柄があり、どちらが入っているかは開けてからのお楽しみという構成に! ほかにも床パーツにはカタパルトが存在し、スライド機構付きで足のサイズに応じて調整もできます。

カタパルトの中央の溝にはメカニカルなディテールが施されていて、アニメの発進シーンを再現できるようになっています。

  • 床パーツにはカタパルトも用意され、本格志向も満足のクオリティ

    床パーツにはカタパルトも用意され、本格志向も満足のクオリティ

パーツはランナーで成形され、切り離して組み立てる仕様です。ランナーはやや太めですが、強度や樹脂の流れを考慮しているためとのこと。パーツのはめ込みも精度が高く、「カチッ」という音とともにしっかりと固定されます。

説明書通りに進めれば迷うことはなく、誰でも簡単に組み上げることが可能です。

  • プラモの足に合わせてカタパルト自体がスライド可能

    プラモの足に合わせてカタパルト自体がスライド可能

床パーツは100円商品とは思えないほどの完成度で、情報量のあるディテールと構造が模型やフィギュアを引き立てます。山田化学の連結ディスプレイベースは、手頃な価格でありながら高い品質と自由なレイアウトが可能な拡張性を兼ね備えており、模型愛好家からも高く評価される優れたアイテムです。

  • 床パーツには階段まで備え付けられるほど凝ったディテール

    床パーツには階段まで備え付けられるほど凝ったディテール

あまりの人気に欠品になってしまうお店も多い本商品。100均ショップに立ち寄られた際にはぜひチェックしてみては。

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