空飛ぶクルマもハイブリッドに? 長時間飛行をかなえる次世代型eVTOL

お知らせ

  • 長時間飛行をかなえる次世代型eVTOL

    日本初の浮上試験に成功!

イークラウド株式会社は、次世代型eVTOL(電動垂直離着陸機)を開発する「HIEN Aero Technologies」の資金調達を2024年7月11日(木)から開始します。

HIEN社はハイブリッド方式のeVTOLを開発。従来の純電動eVTOLの弱点だったバッテリーの短さを克服することで、長時間飛行の実現を目指します。

日本初の浮上試験に成功

  • eVTOLの種類と特徴

    eVTOLの種類と特徴

“空飛ぶクルマ”とも呼ばれている「eVTOL」。都市交通の未来を担う存在として期待されていますが、純電動eVTOLはバッテリー性能の限界から飛行時間が10分程度と短く、現在の技術では商用飛行は困難です。一方、ハイブリッド方式なら、この問題を解決する可能性を秘めています。

さらにHIEN社が手がけた試験機「HIEN Dr-One V2」は、2024年3月に日本初の自立浮上に成功しました。ガスタービン発電機を搭載し、バッテリーの重量制約を低減することで、飛行時間と積載量を増やすことを目指しています。今後は、大型ドローン「HIEN Dr-One」の長時間飛行実証実験を計画しています。

“次世代空モビリティ”を実現するための挑戦に、これからも目が離せません。

2025年「大阪関西万博」で空飛ぶクルマが登場?

豊田市猿投地区で開発が進んでいる「空飛ぶクルマ」。その空飛ぶクルマを2025年の大阪関西万博の交通インフラとして実用化しようと、大阪府と大阪市が開発メーカーと、実証実験を進める協定を結びました。世界中の叡智が集まる万国博覧会で、空飛ぶクルマはデビューできるのでしょうか。

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