毎週月曜~金曜朝9時30分から、朝ドラW2部「カンテク~運命の愛~」を放送!
カンテクとは、李氏朝鮮時代に始まったとされる王や世子の妃を選ぶための行事を指す言葉。カンテクの開催が決まると、王族の婚礼を管理する臨時官庁“嘉礼都監(カレトガム)”が設置、禁婚令が出され、身分にかかわらず年頃の女性たちは婚姻を禁じられた。
カンテクへ参加する候補者たちは両班の娘たちで、個人情報を記した“処女単子(チョニョタンジャ)”を提出させて、現代の書類審査のように揀択参加者を選んでいたという。
本作は19世紀の架空の朝鮮王朝を舞台に、王イ・ギョンの妃選びのために行われたカンテクを軸に物語が描かれていく。王妃の座をめぐり、宮廷内の権力争いとその座をかけた女たちの泥沼の火花散るバトルは見もの!
「読むテレビ愛知」では、第5話〜第9話のあらすじをご紹介!
【第5話 6月3日(月)放送】
新たに揀択(カンテク)を行うことになった宮中。そこで、ペク・チャヨンは「揀択に参加しろ」とウンボに指示を与える。
官婢になった母の姿を見たウンボは、自分の家族を奪った者への復讐を心に誓い、京畿監司ホン・ギホの娘ヨンの名を借り、揀択に参加することを決意する。
そんな中、王は死んだ王妃と同じ顔をした女性が揀択に現れる夢を見る。一方、ペク・チャヨンと手を組んだ都巫女は、大王大妃に「王妃が蘇生した」とウソの報告をし…。
【第6話 6月4日(火)放送】
入宮の知らせを受け取ったウンボは、徽慶齋という候補者の宿所に入ることになる。左議政チョ・フンギョンの娘ヨンジは、ウンボを見るなり驚きのあまり腰を抜かし、その際につかんだことで領議政キム・マンチャンの姪ソンイの衣を破いてしまう。それに腹を立てたソンイは、ヨンジの大事な衣をわざと破り…。
一方、夢で見たウンギと同じ顔の京畿監司の娘が、実際に揀択に参加してることを知った王。急いで揀択の場に出向き…。
【第7話 6月5日(水)放送】
揀択の審査が始まる。ウンボはソンイの小細工を逆手に取り“観相”のテストで1位になるが、大妃が審査を務める“心相”では最下位になってしまう。その知らせを受け心配した王は、ウンボに涙ぐみながら「ウンギなら本当のことを話してほしい」と伝えるが、ウンボは思い違いだと言い切る。
そんなある日、揀択の審査中、ケンカになったウンボとソンイ。ウンボのことを目障りだと思っていたソンイは、キム家の手下を使ってあることを企てる。
【第8話 6月6日(木)放送】
王が助けに来てくれたおかげで無事救出されたウンボは、徽慶齋に戻り、誘拐されたことをチョン尚宮に訴える。時間内に戻ってこなかったことを理由に揀択を脱落しかけたウンボだが、キム家の手下に襲われた証拠を持っているとソンイに主張し、ソンイはしかたなく犯人を見たと証言し、ウンボは無事脱落を免れる。
一方、ウンボを死んだ王妃だと思っている左議政チョ・フンギョンは、本物のホン・ヨンについて調べ始め…。
【第9話 6月7日(金)放送】
揀択に送り込んだ女性がウンボだと知った大君イ・ジェファは、自分の欲しいものを全て持っている王に憎しみを抱き、ウンボを自分のものにすると誓う。
そんな中、親迎の事件の犯人である銃使いを殺した濡れ衣を着せられたワルは、ハン武官に捕まってしまう。ワルは王の前で大君の家に居候していたと話し、王は大君のことを警戒しだす。
そんな中、揀択で大妃よりチョン尚宮が重用されていることに不満なキム家は、ある策を講じる。
【ストーリー】
この愛は、あなたを憶えてる
19世紀、朝鮮王朝の王イ・ギョン(キム・ミンギュ)は親迎行列の途中で何者かに襲われ、最愛の王妃とともに銃で撃たれて命を落とす。王と王妃が銃で殺されたという話を聞いた都城一の情報商であり巫女のカン・ウンボ(チン・セヨン)は、以前銃の売人の情報を売ったことを思い出す。王の遺体から銃弾を探し出そうとするが、死んだはずの王が突然息を吹き返し、驚きのあまりその場を飛び出してしまう。その後、幼い頃の記憶がないウンボは、実の父親の友人だという大司憲ペク・チャヨン(オム・ヒョソプ)に連れられ、大罪人として囚われる父カン・イス(イ・ギヨン)の姿を目にしてすべての記憶を思い出すのだった。一方、生き返ったものの王妃を失った悲しみに暮れていた王はある日の晩、夢の中で王妃とそっくりな女性と出会い…。
●スタッフ
脚本:チェ・スミ
演出:キム・ジョンミン 「不滅の恋人」など
●キャスト
イ・ギョン役:キム・ミンギュ
カン・ウンボ 役:チン・セヨン
イ・ジェファ役:ト・サンウ
チョ・ヨンジ役:イ・ヨルム
ワル役:イ・シオン
キム・ソンイ 役:イ・ファギョム
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