毎週月曜~金曜朝9時30分から、朝ドラW2部「カンテク~運命の愛~」を放送!
カンテクとは、李氏朝鮮時代に始まったとされる王や世子の妃を選ぶための行事を指す言葉。カンテクの開催が決まると、王族の婚礼を管理する臨時官庁“嘉礼都監(カレトガム)”が設置、禁婚令が出され、身分にかかわらず年頃の女性たちは婚姻を禁じられた。
カンテクへ参加する候補者たちは両班の娘たちで、個人情報を記した“処女単子(チョニョタンジャ)”を提出させて、現代の書類審査のように揀択参加者を選んでいたという。
本作は19世紀の架空の朝鮮王朝を舞台に、王イ・ギョンの妃選びのために行われたカンテクを軸に物語が描かれていく。王妃の座をめぐり、宮廷内の権力争いとその座をかけた女たちの泥沼の火花散るバトルは見もの!
「読むテレビ愛知」では、第10話〜第14話のあらすじをご紹介!
【第10話 6月10日(月)放送】
病床の大妃に孝を尽くす課題を与えられた揀択の候補者。今回は2人ずつ同じお題をこなし、どちらか1人が選ばれるというもので、ウンボは料理に関するお題になり、料理上手のパン家の娘と対決することになる。大妃は候補者の顔を見られず、その料理の味だけで審査をするが…。
そんな中、ウンボは宮中で義禁府に連れていかれるワルを目撃する。ワルを助けたい一心のウンボは、王に自分がウンギだと偽りの告白をし…。
【第11話 6月11日(火)放送】
無罪放免となったワルは、王とウンボに仁王山での出来事を説明する。銃使いが死に際に発したひと言が犯人の名前かもしれないと予想したワルは、王から親迎の事件の犯人捜しをするよう義禁府の羅将に指名される。
一方、父親である左議政チョ・フンギョンとその手下ケピョンが王を殺めようとしたことを知ったヨンジは、「このことが公になったら王のそばにいられない」とケピョンに涙ながらに訴える。そんな中、宮中で殺人事件が起きる。
【第12話 6月12日(水)放送】
女官の遺体から検出された毒がウンボの荷物から見つかり、ウンボは女官殺しの疑いをかけられ投獄されてしまう。
領議政キム・マンチャンらは「ウンボを追及すべきだ」と王に訴えるが、謀略だと確信する王は、夢で見た刺繍が施された布を手がかりに、ウンボの荷物に毒を忍ばせた者とそれを指示した黒幕を捜し出そうと奮闘する。王はヨンジに事件の起きた時間に何をしていたか聞くが、ヨンジは自分が疑われていることが悔しく…。
【第13話 6月13日(木)放送】
王はまたしてもウンボの夢を見る。今回は、左議政チョ・フンギョンがウンボの正体を公の場で明かすという内容であった。そして、フンギョンがウンボの母親を連れ去ったことに気づいた王は、フンギョンを呼び出し解放するよう話すが、ヨンジを王妃にすることを条件として提示される。
フンギョンに脅されウンボの危険も察した王は、やむを得ずヨンジを王妃に迎えるが、ウンボへの気持ちが抑えられず、ウンボの元へ行ってしまい…。
【第14話 6月14日(金)放送】
大君イ・ジェファの本当の姿を知ったウンボは、すぐさまペク・チャヨンの元へ行く。そこでチャヨンが初めから親迎の事件の犯人捜しをする気がなかったことを知り、自分を二度と利用しないよう警告する。そんな中、宮中では側室を迎えることになり、ウンボとソンイに淑儀の称号が与えられる。
一方、最後の手段としてウンボに王を暗殺させるという計画を企てたジェファ。チャヨンはウンボを呼び出し、王を殺すようにと毒を渡す。
【ストーリー】
この愛は、あなたを憶えてる
19世紀、朝鮮王朝の王イ・ギョン(キム・ミンギュ)は親迎行列の途中で何者かに襲われ、最愛の王妃とともに銃で撃たれて命を落とす。王と王妃が銃で殺されたという話を聞いた都城一の情報商であり巫女のカン・ウンボ(チン・セヨン)は、以前銃の売人の情報を売ったことを思い出す。王の遺体から銃弾を探し出そうとするが、死んだはずの王が突然息を吹き返し、驚きのあまりその場を飛び出してしまう。その後、幼い頃の記憶がないウンボは、実の父親の友人だという大司憲ペク・チャヨン(オム・ヒョソプ)に連れられ、大罪人として囚われる父カン・イス(イ・ギヨン)の姿を目にしてすべての記憶を思い出すのだった。一方、生き返ったものの王妃を失った悲しみに暮れていた王はある日の晩、夢の中で王妃とそっくりな女性と出会い…。
●スタッフ
脚本:チェ・スミ
演出:キム・ジョンミン 「不滅の恋人」など
●キャスト
イ・ギョン役:キム・ミンギュ
カン・ウンボ 役:チン・セヨン
イ・ジェファ役:ト・サンウ
チョ・ヨンジ役:イ・ヨルム
ワル役:イ・シオン
キム・ソンイ 役:イ・ファギョム
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