エモ泣き必至!爆風スランプの名曲「大きな玉ねぎの下で」からインスパイアされた映画と小説

ながエフエム~声の本屋~

こんにちは。テレビ愛知アナウンサーの長江麻美です。

2024年は「本を100冊読む」という目標を立て、ギリギリ達成することができました。本を読むようになって、休日が充実するようになったり、会話の幅が広がったり、心が豊かになったりといいことづくしです。

ひと口に「本」と言っても様々な楽しみ方ができますよね? その1つに、映画と一緒に楽しむという方法もあります。今回紹介したいのは、爆風スランプの名曲『大きな玉ねぎの下で』にインスパイアされた物語。映画も小説も同名タイトルで同じ軸なのに、まったく別のストーリーを楽しめるんです。

◆ながエフエム~声の本屋~
テレビ愛知のアナウンサー長江麻美が夜寝る前の20分の読書をオススメするポッドキャスト。隔週で読書インフルエンサーのふうねさんに出演いただき、本を紹介しています。

小説「大きな玉ねぎの下で」(中村航/小学館)

  • 大きな玉ねぎの下で

あらすじ

80年代。

小田原の高校に通う虎太郎は親友・大樹に頼まれ、文通の代筆をしていたが、しだいに自身が文通相手・今日子に想いを寄せるようになり―。

現代。

都内の美大に通う美優は、恋人の彰と距離を感じる日々が続いていた。その悩みをラジオ番組に投稿すると様々な応援コメントが。中でもラジオネーム『タケポン』の投稿に励まされ―。

映画『大きな玉ねぎの下で』(主演:神尾楓珠 桜田ひより 監督:草野翔吾 
脚本:高橋泉 ストーリー原案:中村航)

あらすじ

昼はカフェ、夜はバーになる「Double」。昼のカフェで働いている美優と夜のバーで働いている丈流は、連絡用の〈バイトノート〉で繋がり、次第に趣味や悩みも綴るようになっていった。そんな2人は大きな玉ねぎの下(武道館)で初めて会う約束をする。

一方、ラジオ番組では、30年前の文通相手(ペンフレンド)との恋が語られる。顔は知らないけど好きな人と武道館で初めて会う約束をして……。令和と平成2つの恋の物語が1つの奇跡を起こす―。

映画『大きな玉ねぎの下で』の公開は2025年2月7日。ぜひ映画と小説セットで楽しんでください!

監修者:ふうねさん

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年間200冊以上の本を読む20代の小説好き。
インスタグラムのフォロワーは1万人を越える。
ながエフエムには隔週で出演し、本の解説を担当している。

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