いよいよ発表!「2025年本屋大賞」ノミネート作品からアナウンサーが気になる2冊をご紹介

ながエフエム~声の本屋~

  • テレビ愛知 長江麻美アナウンサー

    テレビ愛知 長江麻美アナウンサー

春と言えば、本好きの皆さんにはたまらない「本屋大賞」の発表がありますね。2025年は4月9日に発表とのことで、今ノミネート本読破で大忙しの方も多いのではないでしょうか? 私、長江麻美もその1人です。まだあと3冊残っています。間に合うかな……。

ということで、今回はノミネート本の中でもオススメの2冊をご紹介します!

◆ながエフエム~声の本屋~
テレビ愛知のアナウンサー長江麻美が夜寝る前の20分の読書をオススメするポッドキャスト。隔週で読書インフルエンサーのふうねさんに出演いただき、本を紹介しています。

アルプス席の母(早見和真/小学館)

  • アルプス席の母、書影

あらすじ

秋山菜々子は、神奈川で看護師をしながら、一人息子の航太郎を育てていた。湘南のシニアリーグで活躍する航太郎には関東一円からスカウトが来ていたが、選び取ったのはとある大阪の新興校だった。

声のかからなかった甲子園常連校を倒すことを夢見て、息子とともに、菜々子もまた、大阪に拠点を移すことを決意する。不慣れな土地での暮らし、厳しい父母会の掟、激痩せしていく息子。果たしてふたりの夢は叶うのか!?《公式サイトより》

\長江麻美のひとこと感想/

ドキュメントを見ているような読み応え! 青春小説の枠を超えた人間ドラマに、感情をグワングワン持っていかれます。

カフネ(阿部暁子/講談社)

  • カフネ、書影

あらすじ

法務局に勤める野宮薫子は、溺愛していた弟が急死して悲嘆にくれていた。弟が遺した遺言書から弟の元恋人・小野寺せつなに会い、やがて彼女が勤める家事代行サービス会社「カフネ」の活動を手伝うことに。

弟を亡くした薫子と弟の元恋人せつな。食べることを通じて、2人の距離は次第に縮まっていく。《公式サイトより》

\長江麻美のひとこと感想/

私のタイプすぎました。登場人物のみんなが抱えるそれぞれの悩みに共感しつつ、出てくる料理が心に沁みるおいしそうさで泣ける……。

監修者:ふうねさん

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年間200冊以上の本を読む20代の小説好き。
インスタグラムのフォロワーは1万人を越える。
ながエフエムには隔週で出演し、本の解説を担当している。

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