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「おおさかホビーフェス2025」で展示された作品
6年ぶりに開催された「おおさかホビーフェス2025」は、新作ホビーが一挙に集まる注目イベントとして大きな賑わいを見せました。なかでもトミーテックのブースは、久々の開催に合わせて最新技術や新シリーズを次々と披露し、多くの来場者が足を止める人気スポットに。この記事ではトミーテックの新商品を中心に、魅力を詳しくお伝えします。
お手軽サイズのNゲージが登場
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鉄コレポケット第1弾。東西JR快速電車編 1,650円(税込)
鉄道模型ブランド「トミックス」は来年で50周年。長年の開発技術を活かし、この冬に新たなシリーズ「鉄コレポケット」を発表しました。従来のNゲージよりさらに小さい“手のひらサイズ”が特長で、展示ブースでもかわいらしい見た目に来場者が思わず足を止めていました。
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約半分の車両は省スペースのため場所を取らず遊べる。別売のユニットを組み込めばレール上も走行可能
鉄コレポケットは、既存シリーズ「鉄コレ」の造形データをもとにしつつ、車体長を約半分へデフォルメしたコンパクトモデル。本格的なディテールを残しつつ、サイズはぐっと扱いやすく、机の上で気軽にレイアウトを作れる“新しい入門モデル”として注目を集めています。
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ブラインドボックスで取り扱われている鉄コレポケット。初回生産分購入特典で1BOX(10個)購入すると225系5100番代用前面パーツが付属
走行用の動力ユニットを組み込めば、通常のNゲージと同じようにレールの上を走らせることも可能。さらに、関空快速・新快速・横須賀・総武快速線の3系統から計7種類がブラインド形式で封入されており、「どれが出るか分からない楽しさ」もシリーズの魅力です。ワンボックス購入特典も用意されており、コレクション性と遊びやすさを兼ね備えた新シリーズとなっています。
阪急電鉄がTOMIXから初登場
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TOMIX初の阪急電鉄車両 新2000系(宝塚・第1編成)。基本セット 21,780円 増結セット16,940円
会場でとりわけ話題となっていたのが、トミックスから初登場となる阪急電鉄のNゲージモデルです。深いマルーンカラー、質感の高い外観、細部の塗装処理など、初参入とは思えない完成度となっています。
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阪急マルーンと呼ばれる深みのあるカラーリングが特徴。列車種別識別灯がスイッチで切り替え可能
展示されていたのは発売直前の最終サンプルに近いモデルで、担当者によると「多くの要望に応える形で開発がスタートした」とのこと。阪急ファンからは「ついにトミックスから阪急が出るのか」と驚きの声も上がり、実車の雰囲気を忠実に再現した美しい仕上がりが注目を集めていました。
前面のマークが変わる驚きの新機構
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今後導入予定の新機構。磁力を利用してトレインマークの切り替えを実現
Nゲージとしては異例ともいえる新機構も披露されていました。磁石に近づけるだけで前面のヘッドマークが自動的に切り替わるというギミックで、実車の特急列車のように「トレインマークが変わる瞬間」をミニチュアで再現できます。
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トレインマークが切り替わる瞬間。30年前に上野駅などで見られた光景を再現
磁石を離すと任意の表示で止められるため、走らせるだけでなく“演出を楽しむ模型”としての遊び方が広がります。担当者も「Nゲージサイズでは非常に難しいチャレンジだった」と語っており、小型モデルに詰め込まれた技術力と遊び心は、多くの鉄道ファンを驚かせていました。
ジオラマ用グッズ
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難易度が高い情景の再現を気軽に楽しめる「ジオコレ」シリーズ。特にジオコレコンバットは戦闘シーンの演出に最適
鉄道模型だけでなく、トミーテックの情景モデル「ジオコレ」シリーズも大きな注目を集めていました。近年はガンプラや怪獣フィギュアなどと組み合わせて“バトルジオラマ”として楽しむユーザーが増加。今回の展示コーナーでも、プロによる迫力のあるジオラマが多数紹介されていました。
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プラモデルを作るだけでなくジオラマを通して飾る楽しみを与えている
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ジオコレはウェザリング済みで、基本的にはハメ込むだけの簡単構成
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ビルのダメージパターンはデカールで用意
工場跡地、森、港湾エリアなど、多彩な情景パーツが並び、それぞれにはすでに汚し(ウェザリング)が施された状態。購入して並べるだけで世界観が完成するため、模型初心者でも雰囲気のあるジオラマを手軽に作ることができます。
また、歩兵フィギュアや重機、武器セットなど、小物類も豊富。建物を自由に配置し直したり、あえて破壊してシーンを作り変えたりと、クリエイティビティを刺激するアイテムとして人気を集めています。
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建物以外にも地面のベースや武器だけなど多数ラインナップ
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1/144スケールのため、1/144スケールのガンプラとの相性は抜群
1/144スケールで展開されており、ガンプラとの相性も抜群。鉄道模型ファンだけでなく、プラモデルユーザーからも注目されるシリーズになっています。
6年ぶりの開催で大きな盛り上がりを見せた「おおさかホビーフェス2025」。その中でもトミーテックの新製品群は、鉄道模型の“遊び方の幅”を大きく広げる意欲作が集まっていました。手軽に楽しめる鉄コレポケット、待望の阪急電鉄モデル、Nゲージでは珍しい前面マーク可変ギミック、さらにガンプラと組み合わせて遊べるジオラマシリーズなど、どれも模型ファンの心をつかむ魅力にあふれています。
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