稲沢市を歩くと、あちらこちらに広がる畑。ハクサイも豊富で、野菜が手に入らなくて困ることがないのが当たり前といいます。全国的に野菜の価格が高騰する中、なぜこの街ではそんな心配がないのか。その理由を探るべく、現地に足を運んでみました。
畑の恵みを分け合う、温かな暮らし
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お声がけしたところ、ハクサイ1個をもらえることに!
作業中の農家さんに声をかけると、「ひとつ持っていきな」と気さくにハクサイを分けてくれました。別の農家さんは、ネギやみかんを育てているとのこと。実は、農地として活用すると固定資産税が抑えられるため、敷地を畑にしている家庭が多いのです。
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地元の八百屋さん「三匹のおじさんと仲間たち」
みかんを育てる山田さんの家庭菜園では、1本の木から何十キロものみかんが収穫できるそう。あっという間にバケツ3杯分の収穫! 食べきれない分は友人におすそ分けし、それでも余ると「3匹のおじさんと仲間たち」という地元の八百屋さんが買い取ってくれます。
家庭菜園の野菜も立派な商品に!地元八百屋の仕組み
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リーズナブルに種類豊富な野菜がそろう店内
自家製の野菜はいくらで買い取ってもらえるのか? さっそく「3匹のおじさんと仲間たち」に向かうと、大根1本150円、タマネギ1個78円と、驚きの価格! しかも新鮮そのものです。野菜が安く手に入るため、子どもたちもたくさん食べてくれるといいます。
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家庭菜園で余った農産物を買い取ってくれた!
山田さんのみかんは、箱いっぱい(10.5kg)で840円に。続々と農家さんが野菜を持ち込み、余った野菜が次々と商品に変わっていきます。さらに、店では詰め放題の販売も大人気! みかん14個を500円でゲットするお客さんもいました。
詰め放題の達人技! 400円でどれだけ詰められる?
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圧倒的コスパを誇る400円の詰め放題
400円で詰められたのは、ニンジン11本、ピーマン5個、タマネギ7個、ジャガイモ2個、サツマイモ1本。コツは、丸い野菜を下に入れ、ニンジンで壁を作り、最後にピーマンを隙間に詰めること。詰め方次第で、驚くほどの量をゲットできます。
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あらかじめ数種類に切って保存
詰め放題に長けた“ベテラン勢”は、買った野菜を乱切りや千切りにして冷凍保存。使いやすく分けておけば、料理のときにも手間なく時短に!
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売る店にも、プレゼントするという気前の良さ
さらに野菜を持ち込む地元の方が登場。今川さんは、野菜を売る前に「食べてみて!」と無料でプレゼントすることもあるそうです。
野菜作りが大好きな彼女は、料理の腕もピカイチ。おすすめの簡単レシピ「煮なます」を教えてくれました。
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素材のおいしさが活きて、ほっと落ち着く味の「煮なます」
1. 大根とニンジンを細切りにする
2. 昆布を加え、少し柔らかくなるまで煮る
3. 適量の酢と油揚げを加える
たったこれだけで野菜の甘みやうまみが引き立ち、コクのある風味に仕上がります。どこか懐かしくてほっとする「煮なます」、ぜひご家庭で試してみてください!
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