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3拍子が揃う海鮮居酒屋は、名古屋でもこの店だけ!?
名古屋市西区に、ひそかに評判を集める一軒の居酒屋「上物天然海鮮カツオ」。暖簾をくぐると、趣ある和の空間が広がります。高級割烹を思わせる雰囲気ながら、ここで味わえるのは驚きのコスパを誇る天然海鮮です。店主のカツオさんは自らを“独学料理人”と呼び、そのユニークな経歴と発想が、この店を唯一無二の存在にしています。
串カツ店から海鮮居酒屋へ 常識破りの転身劇
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少しでもお客さんに楽しんでもらおうとウィッグを装着
店を切り盛りするカツオさんは、飲食の修行経験は一切なく、26歳でいきなり串カツ店をオープンした異色の経歴の持ち主です。オリジナルソースを開発し、串カツ1本で勝負しながら店を繁盛させました。しかし、日々店に立つうちに「お客さんにうまい魚を出したい」との気持ちが募ります。
二の足を踏むような大転換ですが、独学料理人ならではの柔軟な発想と決断力で実行! 串カツ店はいつしか、新鮮な天然魚をふんだんに使う「海鮮居酒屋」へと生まれ変わりました。
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ウィッグを取ってにっこり!
天然15種がずらり! 圧巻の舟盛
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品質に妥協なし!天然の海鮮ネタがぎっしり詰まった豪華舟盛り
訪れた人を驚かせるのが、店の看板メニュー「本日の天然15種 舟盛」です。天然生マグロ、紀州本カツオの稲藁レアたたき、熊野灘の石垣鯛など、一級の天然物がずらり。中でも船の先端に堂々と鎮座する千葉県産のキンメダイが印象的でした。
「鈍行」こそ最強のコスパ
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鈍行の注文で、信じられないコストパフォーマンスの一品に
なんと舟盛が5998円、極天然地魚三種づくりが8000円から2998円に! 盛り付けや仕込みにとことん時間をかけるカツオさんだからこそ成り立つ、遊び心あふれる価格設定です。常連客の間では「鈍行で頼まないと損」とまでいわれるほどの人気ぶりです。
安さの秘密は市場での仕入れにあり…?
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その日一番高価で、一番うまい天然物を仕入れていた
安さの理由を探るべく、早朝の名古屋市中央卸売市場へ同行してみると、そこには意外な光景が! 安く仕入れるどころか、この日市場で最も高価な天然物を次々と購入しているのです。
仕入れ先との信頼を築き、その日一番高い魚を買えるようになるまで7年かかったそう。取材の日も、キンメダイもカツオも、その日市場で一番うまい魚ばかりでした。
昼は鰻店「鰻雅」に変身
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よりおいしさを引き出すために、奇想天外な発想も採用
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焼いたうなぎを油で揚げる
夜の営業だけでなく、昼は鰻専門店「鰻雅」として営業する顔を持つカツオさん。炭火で香ばしく焼いたうなぎを、“油で揚げる”という前代未聞の調理法を採用。皮が柔らかく、香ばしさとうまみが引き立ちます。
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2人がかりで豪快に盛り付け
看板メニューの「うなぎ なだれ丼」は、2人がかりで豪快に盛り付けられ、その名の通り“なだれ”のようにあふれるうなぎの量。ここでもカツオさんの「誰もやらないことをやる」という精神が光っていました。
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うなぎの山から、とろりと流れ落ちる卵
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