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「稲荷セット(うどん)」620円
三河の玄関口として栄えてきた豊橋市は、実は知る人ぞ知る食の都。豊橋カレーうどんやブラックサンダー、ヤマサちくわなど、全国に名を知られる名物を数多く生み出してきた“グルメの街”です。そんな豊橋で、人々が行き交う駅とともに歴史を刻んできたのが「壺屋」です。今回は壺屋の1日に密着! 豊橋市民の胃袋をつかみ続け、100年以上愛されてきた理由に迫ります。
豊橋市民のソウルフード、駅ナカの名店
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改札を抜けた瞬間、出汁の香りに誘われる壺屋
豊橋市民がこよなく愛する駅めし店が、JR豊橋駅構内にある「うどん・そば 壺屋」。改札内はもちろん、改札外からも利用できる立ち食いスタイルの店です。パンチの効いた真っ黒なダシに、たっぷりの揚げとネギ。アツアツのうどんやそばが、なんとワンコイン以下だからびっくり!
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毎日、10本以上のポリタンクのだしが売れるという人気ぶり
創業は明治21年。豊橋駅の開業とともに誕生し、当初は駅弁を提供していたという歴史ある一軒です。
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新幹線並みに爆速提供
朝7時、壺屋の忙しい1日が始まります。新幹線で大阪へ向かう前に立ち寄る人、名古屋でのライブ前に腹ごしらえをする人。列車を待つわずかな時間に、さっと食べられるのも魅力です。
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子どもの成長を、立ち食いで実感するお父さんも
調理にかかる時間は、なんと約30秒。 「安い・うまい・早い」の三拍子がそろっているのも人気の秘訣です。11時ごろになると客足はさらに増え、立ち食いスタイルが初体験という小学生の姿もありました。きしめん目当てで訪れる人も多く、世代や目的を問わずたくさんのお客さんが集います。
前夜から始まる、変わらぬ一杯への仕込み
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節を大量に投入して作られる、奥行きあるだしつゆ
老若男女に愛される味の秘密は、前日の夜にありました。壺屋の製造工場では、夕方からカツオ節とサバ節を使ってじっくりだし取りからスタート。完成は深夜1時過ぎです。
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自家製のかえしが合わさることで、黒いだしつゆに変身
約6時間かけてうまみを引き出したあと、カツオやサバを丁寧に取り除き、そこに合わせるのが創業以来変わらない特製の“かえし”。自家製のかえしとだしが合わさることで、壺屋でしか味わえない、あの真っ黒なだしつゆが生まれます。地元製麺のふわもち麺との相性も抜群です。
迷ったらこれ! 100年愛されるのも納得の一杯
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自慢のだしつゆと、風味豊かなカレーが合わさる至極の一杯
昼どきにはさらに店内がにぎわい、さまざまな注文が飛び交います。自慢のだしに自家製カレーを合わせた「カレーそば」など、魅力的なメニューが並ぶ中、ひときわ多く注文されていた“ある名脇役”の存在がありました。
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満足度が高い「稲荷セット」も、100年愛される理由に
それは「稲荷ずし」。うどんと同じダシにザラメを加え、甘辛く炊いた特製の揚げで包むのは、ほんのり甘い酢飯。うどんと稲荷ずしのセットは、豊橋駅では当たり前の黄金コンビといえます。
この変わらない最高の組み合わせこそ、壺屋が100年愛され続ける何よりの理由なのかもしれません。
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