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魚福の「本物の中おち丼」
「畑の真ん中に、活きのいい魚屋がある」。そんな光景が日常の街があります。舞台は、海のない愛知県稲沢市。田畑が広がるこの土地で、なぜかピチピチの魚が当たり前のように並ぶ鮮魚店があるというのです。さっそく、そのウワサを確かめに行ってきました!
畑の真ん中に現れる、不思議な魚屋さんの正体
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畑の中にあるとは思えない、天然物の品揃え
「畑の中に魚屋さん」とはにわかには信じがたいウワサを頼りに、一軒の建物へと向かいました。野菜直売所のような外観とは裏腹に、扉の向こうは人気の魚屋さんでした。
店内には脂ののった天然カンパチや、高級魚のコチなど、30種類以上の鮮魚がずらり。まるで漁師まちにある鮮魚店のような光景が広がっていました。
稲沢で極上の魚に出合える、その裏側
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その時期の良いものを仕入れて販売する、「魚のセレクトシップ」のような店
店を切り盛りするのは、店主の福田啓将さん。「その時いちばんおいしい魚しか出さない」という信念のもと、基本は天然物一択! 養殖魚はほとんど仕入れないのが福田さん流です。
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素材には妥協しないのに、コストパフォーマンスも抜群
鮮度に妥協しない魚は、店内で味わうこともできます。ランチタイムになると、新鮮な魚を求めて行列ができるのも日常茶飯事。稲沢の農家さんたちにとっても、昼に新鮮な刺身を食べるのは“当たり前”なのだそうです。
常識破りの大将が生む、豪快すぎるランチ
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魚福自慢の「本物の中おち丼」(1706円)※数量限定。丼を覆う、艶やかな中おちの圧倒的存在感!
「人と同じは面白くない」と語る、少しクセの強い大将・福田さん。その個性は、料理にも表れています。海のない街とは思えないほど艶やかな中落ち丼は、なんと1000円台!
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天然物の刺身が惜しげもなく盛られる「大将のオススメ丼」(1382円)
さらに、その日に食べてほしい刺身をこれでもかと盛り込んだ「大将のオススメ丼」も登場。この日は、天然ブリにマグロと、主役級の魚がずらりと並びました。ここでしか出合えない、迫力満点のメニューばかりです。
仕入れの現場に密着!深夜から始まる、大将の1日
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納得のいくものを提供するための店主のこだわり
「ほかと同じ魚は出したくない」との想いから、仕入れは一切妥協なし! 海のない稲沢に最高の魚を届けるため、福田さんは深夜1時前に市場へ向かいます。誰よりも早く到着し、セリが始まる前に魚の状態を細かくチェック。その目利きは市場関係者からも一目置かれています。
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目利きで選び抜く、確かな天然素材
この日の“今日イチ”は、水揚げされたばかりの高級魚・ハタとイシガキダイ。良い魚だけを厳選し、少数精鋭で提供する。それが魚福の流儀です。必要とあらば、市場を何軒も回ることも珍しくありません。
海の幸が盛りだくさんの、魚屋のまかないカレー
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余計なコストをかけず、価格に還元
店に戻ったのは朝7時過ぎ。開店の9時に間に合うよう、準備と掃除を始めます。人手は使わず、陳列・接客・掃除はすべて大将ひとりで担当。人件費を抑え、その分を価格と品質でお客さんに還元します。
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海の幸がたっぷり詰まった、ここでしか味わえないカレー
そんな福田さんの“サービス精神”が詰まった一品が、「魚屋のまかないカレー」。タマネギ、ジャガイモ、ニンジンをたっぷり煮込み、そこに海老・イカ・アサリを豪快に投入。
海鮮のうまみが溶け込んだルーは、体にじんわり染み渡る優しい味わい。畑の中の魚屋が生み出す、稲沢ならではの一皿です。
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