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豊田市小田町
愛知県豊田市小田町(こだちょう)は山あいにある小さな集落。近くに矢作川の清流が流れる風光明媚な地域では、9軒16人が力を合わせながら暮らしています。
月に一度神社に集まって話し合い
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住人は42歳から78歳までの16人
現在、豊田市小田町で生活をしているのは42歳から78歳までのわずか16人。65歳が過半数を占める、いわゆる“限界集落”です。そんな小田町では、何かあると神社に集まるのがあたりまえ。月に1度の“常会”になると、町の人たちが秋葉神社へと集合します。
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月に1度の常会は神様へのお参りからスタート
常会の最初は秋葉神社の神様へお参りするのが習わし。「かんながら たまちはえませ」と、火の神様への祈りを捧げます。そして、お参りが終わると、神社の一角で“常会”がスタート。集落の“総料理長”タエコさんや“料理長”ヤエさんが持ち寄った鬼まんじゅうを頂きながら、集落の様々なことについて話し合います。
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鬼まんじゅうを食べながら集落のことを話し合い
この日の議題は使わなくなった田んぼの草刈りについて。数年間放置されていた田んぼに生えてしまったセイタカアワダチソウをなんとかしようと、町の人たちが話し合います。
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雑草も自分たちで刈り取り
小田町では、町の困りごとはみんなで協力して対処するのがあたりまえ。6日後には16人中9人の町の人たちが参加して草刈りが行われ、4時間ほどですっかりきれいになりました。
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お互いに助け合うのがあたりまえ
お互いに助け合いながら暮らしている小田町の人々。標高300mの恵まれた気候を生かし、各家庭で様々な作物も栽培されています。育てた作物はお互いにおすそ分けし合うのも、小田町の人たちにとってはあたりまえです。
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16年前に移住してきた杉野賢治さん
そんな小田町の暮らしに魅力を感じて移住してきたのが杉野賢治さん。16年前に小田町へ単身で移住し、炭焼きや木の伐採などで生計を立てる木材のプロです。
近隣の方から頼まれれば、日光を遮っていた裏山の木の伐採にも杉野さんが出動。お互いに得意なことで支え合い、自分たちで悩みを解決していきます。
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お返しはお野菜で
そんな杉野さんが自宅に戻ると、玄関前で袋に入った野菜がちょこんとお出迎え。特に名前が書かれていなくても、誰がおすそ分けしてくれたか分かります。
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元々はシステムエンジニア
名古屋市出身の杉野さんは、もともとはシステムエンジニアとして列車の運行管理システムの開発などに従事。しかし、「自然とともに暮らす生き方がしたい」と42歳で脱サラし、小田町へと移住しました。
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「貧しくはない」
移住前に比べて年収は6分の1に減ったものの、「貧しくはない」と語る杉野さん。自ら栽培した米と、味噌と、もらった野菜があれば暮らしていける、これは実は豊かなことだと話します。
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今年初の新米でごちそうごはん
この日の夕食は、今年初の新米「ミネアサヒ」。ふっくらと炊き上がったごはんは、何よりものごちそうです。
9軒16人が互いに助け合いながら暮らす小田町。そこには、昔ながらの暮らしがありました。
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