全国は豊臣ブーム、でも岡崎は"家康一色"!小学生から始まる"英才教育"に密着

愛知あたりまえワールド

  • 岡崎市の小学校では特別な家康の教材が配られている...!?

    岡崎市の小学校では特別な家康の教材が配られている...!?

全国が“豊臣ブーム”に沸くいま、岡崎市では変わらない人気を誇る武将がいます。それが徳川家康。生誕の地では、子どもたちが自然と家康に親しみ、大人になってもその熱が続いていきます。岡崎市ならではの家康の“英才教育”とは、一体どんなものなのでしょうか。

小学生から始まる“家康推し活”

  • 大好きな家康グッズを肌身離さず持っていた2人

    大好きな家康グッズを肌身離さず持っていた2人

家康生誕の地・岡崎城公園で待ち合わせたのは、市内の小学校に通う真結梨ちゃんと佳奏ちゃん。会ってすぐに見せてくれたのは、大好きな家康グッズの数々でした。

 

名言入りのタオルに、ガチャで当てたキーホルダー、日本刀型のお箸、家紋のお守りまで次々と登場。クリスマスプレゼントは、なんと「家康図鑑」だったそうです。まさに本気の“推し活”ぶり。

  • 自ら徳川家康ノートを作るほどの熱中ぶり

    自ら徳川家康ノートを作るほどの熱中ぶり

さらに驚いたのは、自作の「徳川家康ノート」。宿題ではなく、自分から進んでまとめているのだとか。家康が好きだから学ぶ――それがすでに日常になっています。

憧れの舞台は“家康作文コンクール”

  • 徳川家第19代当主・徳川家広さんとのツーショットに笑顔

    徳川家第19代当主・徳川家広さんとのツーショットに笑顔

岡崎城公園には、子どもたちの気持ちが一気に高まる場所があります。それが徳川家康像の前。「ここに来ると家康を感じるんだよ」と、うれしそうに話してくれました。

 

さらに真結梨ちゃんは、徳川家第19代当主・徳川家広さんと撮った記念写真も大切にしているそうで、誇らしげに見せてくれました。

  • 徳川家康公作文コンクールに出るのが小学生の憧れ

    徳川家康公作文コンクールに出るのが小学生の憧れ

そんな岡崎ならではの教育の象徴が、市内24の小中学校が参加する「徳川家康公作文コンクール」。優秀作品に選ばれると、徳川将軍家の末裔の前で家康への思いを朗読できるという特別な舞台が待っています。

 

会場では、子どもたちがそれぞれの言葉で家康公への尊敬や学びを発表。多くの児童が「いつかここで賞を取りたい」と憧れているそうです。

学校ぐるみの“家康の英才教育”とは?

  • 校庭からは徳川家康の像が子どもたちを見守る

    校庭からは徳川家康の像が子どもたちを見守る

なぜ岡崎では、これほど家康好きの子どもたちが育つのでしょうか。その秘密は、市内の小学校にありました。校庭に立つ石碑には「家康を超えよ」の文字。その傍らには家康公の像が子どもたちを見守っています。

  • 徳川家康の教えである「遺訓」を1年生から唱和

    徳川家康の教えである「遺訓」を1年生から唱和

さらに全校児童が朝に行うのが、徳川家康の教え「遺訓」の唱和。月に一度、全員で声をそろえて読み上げるのが当たり前です。一年生でもしっかり暗唱し、六年生になるにつれて、さらに深く家康を学んでいきます。

  • 徳川家康のすごいところを自主的に見つけて、皆に共有

    徳川家康のすごいところを自主的に見つけて、皆に共有

6年生の授業の名は「家康学習」。この日のテーマは「家康の“すごい”を見つけよう」。天下統一を成し遂げたこと、13年に及ぶ人質生活を耐え抜いたことなど、子どもたちはそれぞれの視点で家康のすごいところを発表していました。

  • オーディションを勝ち抜くと、家康役を演じられる

    オーディションを勝ち抜くと、家康役を演じられる

さらに給食には健康志向だった家康にちなんだメニューが登場することもあります。また運動会では、40年以上続く野外劇「家康の自立」を上演。オーディションを勝ち抜いた児童だけが家康役を演じられる特別な催しです。

大人になっても続く“家康好き”

  • 大人になってからも、家康公検定を夫婦揃って受ける熱中ぶり

    大人になってからも、家康公検定を夫婦揃って受ける熱中ぶり

こうした英才教育は、大人になってからも土台になっています。岡崎生まれの彩由実さんと、金沢市出身の夫・竜弘さん。大学時代に出会った二人ですが、妻の影響で夫もすっかり家康好きに。夫婦で家康ゆかりの寺社を巡るほどの熱中ぶりです。

 

そんな二人が挑戦しているのが「家康公検定」。出題はすべて家康に関する内容で、昨年の受験者は1106人。満点合格者はわずか4人という難関試験です。

 

彩由実さんは98点という好成績。しかし先に100点満点を取ったのは竜弘さん。少し悔しそうに笑う姿からも、深い“家康好き”が伝わってきました。

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