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堅さを売りとしている
原材料や燃料費の高騰などにより豆腐メーカーは、倒産や廃業が相次いでいます。その中で地域色を生かした「地豆腐」の販売を強化し、経営を立て直した企業を取材しました。
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2025年11月には債務超過を解消
千葉県白井市のスーパーで、一丁200円とひときわ高値で売られている「堅とうふ」。箸でしっかり持ち上げられるほどの堅さが売りで、地元客からは「醤油でも、オリーブオイルでもいける」と人気の商品です。
この豆腐を40年にわたり作り続けているのが地元のメーカー「日の出」です。ゆっくりとかき混ぜる手作業の「櫂よせ」に通常の木綿豆腐の4倍の時間をかけ、脱水もプレス機を使わず人力で行う職人技によって、旨みが凝縮された美味しさを追求しています。
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堅とうふ
しかし「日の出」はかつて安売り競争に巻き込まれ、赤字と債務超過に転落していました。そこで、3つあった工場を1つに集約。価格競争の激しい絹ごし・木綿豆腐を縮小する一方、地域ならではの「堅とうふ」を伸ばす方針に転換した結果、2025年11月には債務超過を解消。東京や神奈川のスーパーにも販路を拡大した結果、堅とうふの売上は会社の半分を占めるまでに成長しました。
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相模屋食料 鳥越 淳司社長
日の出を買収して再建したのは、相模屋グループ。代表の鳥越社長は、2012年から経営難のメーカー12社をグループ化。各地に根付く地豆腐を強化してきました。
岐阜の夏の風物詩「からしとうふ」を増産するだけでなく、冬も売れるように「おでん用」を開発。他にも、茨城の地元で親しまれた三和豆水庵(さんわとうすいあん)の生湯葉など、買収された企業は地豆腐の生産を強化、相模屋の営業力を使って販売を伸ばしてきました。
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「地豆腐」と名付け伝承していく
2024年に「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されるなど、日本食の価値が高まる中、今後は全国のメーカーと連携する交流団体の設立を目指しています。地元に根付く豆腐を「地酒」のように「地豆腐」と名付け、それらを結集して伝承していく仕組みをつくることで、豆腐の付加価値を高めていきたいと考えています。
「LBS ローカル ビジネス サテライト」番組概要
日本経済新聞社とTXN系列テレビ5局が共同で企画・取材する動画コンテンツ。躍動する地域経済と企業の取れたてニュースやトレンドを各地のリレー方式で全国に向けて発信しています。テレビ愛知では中部圏の企業のユニークな取り組みを取材し、日経名古屋支社記者のコメントを交えて紹介します。
放送日時:
平日17:00~報道番組「5時スタ」内コーナー
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