韓国ドラマが牽引する「韓流ブーム」なぜ浸透? 背景を探るレポート公開

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  • 韓国のイメージ画像

    コロナ禍の「韓ドラ」が韓流ブーム再燃のきっかけに?

LINEヤフー株式会社が提供する「ヤフー・データソリューション」は、韓国文化が日本で再びブームとなっている背景を分析したレポート「ここ数年で大注目の『韓流ブーム』はなぜ浸透した?」を公開しました。

  • 2020年6月~2024年6月の「韓ドラ」「海外ドラマ」の検索人数の推移のグラフデータ

    2020年6月~2024年6月の「韓ドラ」「海外ドラマ」の検索人数の推移

「ヤフー・データソリューション」のデータによると、2020年から2024年にかけて「韓ドラ」の検索数が急増。特に「愛の不時着」や「梨泰院クラス」などの人気ドラマが話題となり、多くの人々が韓国ドラマに興味を持つようになりました。同時期に韓国のアイドルやオーディション番組の検索数も増加し、メディアを通じて韓国文化に触れる機会が増えたことがわかります。

中毒者続出! 韓国ドラマ「ペントハウス」

「愛の不時着」や「梨泰院クラス」だけでなく、瞬間最高視聴率31.1%の「ペントハウス」も人気作品の1つ。富裕層の闇を描いたラブサスペンスドラマで、社会現象を巻き起こしました。

本国では2020年にシーズン1が放送スタート。シーズン2は「2021SBS演技大賞」と「グリメ賞」で9冠を受賞し、シリーズ総計30冠を受賞しました。シリーズ完結後も熱狂的な人気は衰えを知らず、中毒になる視聴者が続出しています。

韓国語や韓国料理への関心も上昇

  • 2020年6月~2024年6月の「韓国語 勉強」「韓国料理 レシピ」「韓国ファッション」の検索人数の推移のグラフデータ

    2020年6月~2024年6月の「韓国語 勉強」「韓国料理 レシピ」「韓国ファッション」の検索人数の推移

2020年後半から2021年にかけて、「韓国語 勉強法」や「韓国料理 レシピ」の検索数も上昇しました。特に2021年には「韓国語 勉強法」の検索数が前年比231%、「韓国料理 レシピ」が141%、「韓国ファッション」が295%と大幅に増加しました。これらのデータから、日常生活の中で韓国文化に触れる行動が増えていることが見て取れます。

コロナ禍後の韓国旅行への関心

  • 「韓国旅行」の検索数

    「韓国旅行」の検索数も増加

海外旅行の規制が緩和され始めた2022年以降、「韓国旅行」の検索数も増加しました。検索データによると、韓国旅行を計画する人々は「韓国語 勉強法」やK-POPアーティストの名前なども検索しており、韓国のドラマやアイドルに興味を持つことが旅行への関心につながっていることが示されています。

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