救急車の中はどうなっている?意外と知らない救急車の設備に関して徹底解説!

はたらく車大集合!

消防署にはいざというときに命を守ってくれるはたらく車がいっぱい! 今回は、病気になった人やけがをした人に対して適切な処置をしながら病院へ搬送する車「救急車」について、詳しく解説します。

  • (取材協力:尾三消防本部 豊明消防署)

目次

意外と知らない救急車の設備!

救急車には、病気やケガをした人に最前線で適切な処置を行うための装備がいっぱい! 聴診器や三角巾、ガーゼはもちろん、のどに物が詰まったときに吸い出すための「吸引器」も備えられています。

傷病者を乗せるストレッチャーの横には、心臓の動きや呼吸の回数などを計ることができる心電図モニターを設置。この心電図モニターにはAED機能も備えられており、心臓が正常に機能していない一刻を争う事態の際に、少しでも早く心臓の動きを正常なリズムに戻すための処置が行えるようになっています。

また、救急車の中には酸素ボンベも装備。天井では、感染症陽性者を運ぶ際に密閉して感染対策を行うためのシートも備えられているそうです。

車体には守り神の○○の絵が!?

ところで、豊明消防署の救急車にはある動物の絵が描かれているのをご存じでしょうか?

救急車に描かれているのは「蛇」の絵。このマークはギリシャ神話に登場する医学の神様・アスクレピオスが持っていた蛇の巻き付いた杖をモチーフとしたもので、救急車や救命救急の守り神として描かれています。

また、この蛇のマークは世界中で医療・医学のシンボルとして知られており、世界各国の救急車の車体にも同じような蛇が巻きついた杖の絵が描かれているんだそうです。

訓練の様子に密着

救急車に乗るのは救急救命士と消防学校で救急科を卒業した隊員たち。今回は日頃から行っている救急隊員たちの訓練の様子も見せてもらいました。

3名の隊員が救急車を降りると、1名が素早く傷病者に駆け寄り状況を確認。残る2名の隊員は、救急車からストレッチャーを降ろして傷病者の近くに運びます。救急車に積まれているストレッチャーを乗降させる際には自動的に足が開いたり閉じたりするようになっており、スムーズに乗降させることができます。

傷病者の様子をテキパキと確認すると、搬送が必要と判断したら3名で協力して傷病者をストレッチャーへと乗せます。ストレッチャーに乗せたら、ストレッチャーごと救急車に乗せて心電図モニターのセンサーを装着。一分一秒を争う救急の現場でテキパキと対応するためには、こうした日々の訓練が欠かせません。

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