様々な種類の消防車を徹底紹介!消火だけではない!? 災害時に活躍にする消防車も!

はたらく車大集合!

消防署にはいざというときに命を守ってくれるはたらく車がいっぱい!

今回は、消火活動だけでなく、救助活動や災害時にも活躍する様々な種類の消防車について、詳しく解説します。

  • (取材協力:尾三消防本部 豊明消防署)

目次

水が出ない消防車も!? 意外と知らない消防車の種類

「消防車」というと、赤い色でサイレンがついていて、ホースから水が出て消火活動を行うというイメージがありますよね。しかし、これは消防車の中でも「ポンプ自動車」や「はしご車」と呼ばれるもの。消防署には消火活動以外の救助活動や災害時に活躍する「消防車」が他にもたくさんいるんです。

豊明消防署にも、水が使えない時に活躍する「化学消防車」、救助活動に対応するための「救助工作車」、水の無いところでの消火活動に必要な水を運ぶ「水槽車」などが配属。他にも、消防署によっては「指揮車」「指令車」「支援車」「資機材搬送車」「重機搬送車」「ショベルカー」、さらには「赤バイ」と呼ばれるバイクの消防車がいる場合もあります。こうした様々な消防車が、日々の暮らしを災害から守ってくれています。

水が使えないときに活躍!化学消防車

化学工場やガソリンのある場所などが火災になってしまった場合、水をかけてしまうと火が消えるどころか炎が大きくなってしまったり、場合によっては爆発してしまったりとかえって危険なことがあります。

そうした水を使った消火活動ができないときに活躍するのが「化学消防車」。化学消防車には水の代わりに泡状になって噴射される特殊な消火剤が積まれており、水を使えない場所でもこの泡で火を包んで消火することができます。

豊明消防車にある化学消防車には水1500リットル、泡消火剤500リットルを積むことが可能。泡消火だけでなく、一般的なポンプ自動車と同じように水での消火活動もできるようになっています。また、荷台の後ろにはハシゴも設置されており、2階や3階などの消火活動を行ったり、取り残された人を救助したりすることができます。

水がないところで活躍!水槽車

水の無いところの消火活動に欠かせないのが「水槽車」。大きなタンクに入る水の量はなんと1万リットル。500ミリリットル入りのペットボトルに換算すると2万本もの大量の水を一度に運ぶことができます。

水槽車は化学消防車と一緒に出動することが多く、化学消防車の後ろで水を送り続ける役割を担っていることが多いとのこと。また、水を送るためのポンプや300mもある長いホースも備えられており、道が狭く化学消防車と並べないときなどは、少し離れた場所に停まって長いホースで水を送ります。

あらゆる場面に対応!救助工作車

「救助工作車」はオレンジ色の服を来たレスキュー隊員が乗り込む救助活動専用の消防車。豊明消防署の救助工作車の中には、エンジンカッターや切断機といった破壊器具や、様々な工具、投光器、空気呼吸器の予備ボンベなど、150種類以上もの救助活動のための道具が積み込まれています。

また、救助工作車の後ろにはクレーンが設置されており、自動車なども吊り上げることが可能。前についているウィンチでも車を引っ張ることができます。荷台の上部に備えられている大きな照明器具も、夜間など暗い時でもスムーズに救助を行えるように現場を照らす重要な装備。レスキュー隊員はこうした装備を駆使して、交通事故などの現場で迅速な救助活動を行っています。

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