消防署にはいざというときに命を守ってくれる、はたらく車がいっぱい!
今回は、災害現場での救助活動で大活躍する「ショベルカー」について、詳しく解説します。
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(取材協力:尾三消防本部 救助隊)
目次
災害時に活躍するショベルカーとは?
建設や道路工事の現場などでよく見る「ショベルカー」ですが、実は消防署の「消防車」としても配備されているのを知っていますか? 尾三消防本部救助隊にも土砂崩れなどの災害が起こった際に備え消防用の 「ショベルカー」が配備されています。
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土砂や雪などを掘るための「バケット」
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木を挟んで運ぶ時に使われる「フォーク」
先端のアームには、土砂や雪などを掘るための「バケット」や倒れた木を挟んで運ぶ時に使われる「フォーク」、コンクリートや大きな岩を砕いて取り除くための「削岩機」などを取り付け可能。状況に応じて装備を交換しながら救助活動が行われます。
普通のショベルカーとはどこが違う!?
消防用ショベルカーには普通のショベルカーにはない特別な装備も。消防用ショベルカーのアームには筒先が取り付けられており、消防ホースを取り付けて放水できるようになっています。
実際にはどのように活用されるのか、訓練の様子に密着!
様々な災害に対応するために欠かせないのが日々の訓練。この日はドローンとショベルカーを使った共同訓練が行われていました。
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共同訓練の様子
土砂の中には救助を待っている人がいるかもしれないため、一気に掘るのは厳禁。ドローンで現場の状況を確認しながらショベルカーで土砂を慎重に掘り進めていきます。ショベルカーを使った救助活動がスムーズに行えるよう、訓練を積み重ねています。
大規模災害の時には自衛隊のショベルカーも大活躍
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(取材協力:陸上自衛隊 第10施設大隊)
地震など大規模な災害が起こったときには、自衛隊のショベルカーが出動することも。陸上自衛隊 第10施設大隊には大型でパワフルな「油圧ショベル」が配備。中にはアーム先端に5本もの大きな爪がついた「グラップル」と呼ばれる装備が取り付けられているものもあり、がれきや木材などを効率よくつかめるようになっています。
自衛隊のショベルカーには車体を水平に保つ「ローリング機能」も備えられており、傾いた地面でもバランスを保ちながら安全に救助活動ができるようになっています。地震などで壊れてしまった家の中に取り残された人を救助する場面では、こうしたショベルカーが欠かせない存在です。
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