髙橋宏斗「プレミア12」で銀メダルを即外し!その真相を初告白

ドラゴンズ

ドラゴンズ若手投手陣“02年世代”の髙橋宏斗、松木平優太、金丸夢斗、加藤翼(2024年引退)、吉田聖弥が、今だから明かせる裏話や当時の心境などをざっくばらんに語り合った。

髙橋宏斗が「プレミア12」で銀メダルを即外しした真相

最初のトークテーマは「あの時、実は…」。
まずは、2024年に開催された「第3回WBSCプレミア12」の表彰式が終わった後、すぐに銀メダルを首から外した髙橋の話題に。

松木平にその理由を聞かれた髙橋は、「悔しさから。準優勝で表彰台に上がって銀メダルをかけたけど、気まずい銀メダルだったし、一塁側では台湾がお祭り騒ぎをしていた。台湾が優勝トロフィーを掲げているのを三塁側で見ていたら、横にいた大勢さんと『銀メダル付けてられねぇな!』という話になって…外した」と、その時の真意を告白。これを聞いた松木平は、「かっこええなぁ!」と絶賛する。

2024年に欧州代表との強化試合で侍ジャパンに選出された金丸は、2試合目に先発登板して好投。金丸は侍ジャパンでプレーすることに「緊張した」そうだが、「すべてにおいて調子が良かった。どこに投げてもミットに行くから。フレッシュに行けた」とも。

さらに金丸は、「(登板の前日)ニンニク臭くなるもつ鍋店に(選手)7人で行って晩飯を食べて、次の日のベンチがめちゃくちゃニンニク臭かった(笑)」と、貴重な(?)裏話を。

吉田は「西濃運輸」に所属していた頃、“実は社会人日本代表に選ばれたものの辞退していた”と告白。その理由について吉田は、「(自分にとって)社会人最後の大会が秋にあって、日本代表の試合と日程が重なっていた。この先、日本代表に選ばれることはないかもしれないし、めっちゃ行きたいと思ったけど、西濃のユニフォームを着るのはこれで最後になると思って、社会人の大会を選んだ」と、当時の葛藤を打ち明けた。

髙橋宏斗の意識とメリハリ

ここで、今シーズンの開幕投手を務めた「髙橋選手の好きなところ」を語り合うことに。松木平は「野球に取り組む意識が高い。絶対に決めたことはやり遂げる。そういうところはマネしたい」。金丸も、髙橋の練習に対する向き合い方について「メリハリがあってオンオフがしっかりしている」とコメント。

さらに松木平が、「やることやって、あとは自分の時間を大切にしている。俺とか翼は野球に対する不安材料が多すぎて練習量も多くなるけど、宏斗はベテランのように(パッとやってパッと)帰る」と明かすと、髙橋は「グダグダ長い時間かけてやっても、ケガをする」とキッパリ。

加藤は髙橋の印象について「1年目から自分を貫いている。怒られても貫く」とコメント。続けて加藤は話を自分に置き換え、「正直俺は、ずっとクビが頭の中にあった。間違ったことを続けていると下手になるし、それを続けるリスクを負うのが怖かった。そんな時間もないし。だったら、(自分に)当てはまるものをやった方がいいのかなと思ってやっていた。何をやるにも時間がかかる」と赤裸々に告白。すぐに結果が出なくても、自分が決めた練習法を辛抱強くやり続ける難しさを吐露した。

髙橋も「続けることが一番難しい。(自分のスタンスを貫くのは)人生に2連敗はない。挑戦した時点で1勝しているから、それがもし失敗だとしても1勝1敗。もう1回チャレンジすれば、次は1勝でスタートするから…って今永(昇太)さんが言っていた」とコメント。失敗を恐れない先輩からの金言が、心の支えになっていると伝えた。

 

 

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