元中日・祖父江大輔「谷繁監督に怒られた...」野球人生を振り返る 森繁和との"師弟トーク"第2弾

ドラゴンズ

  • 中日ドラゴンズ元監督の森繁和さん、今季限りで引退した祖父江大輔さん

    (左から)中日ドラゴンズ元監督の森繁和さん、今季限りで引退した祖父江大輔さん

中日元監督・森繁和さんと、今季限りで現役を引退した中日・祖父江大輔さんとの師弟トーク第2弾。祖父江さんがこれまでの野球人生について語った。

  • インタビューに応える祖父江さん

    「引退した実感はあまりない」と祖父江さん

中継ぎ一筋で通算510試合に登板し、38歳で現役を引退した祖父江さん。今の心境は「体もちょくちょく動かしているので、引退したという実感はあまりない」というが、いつも沖縄でキャンプをしている2月に名古屋にいると引退したことを感じると思うと話す。入団時にヘッドコーチだった森さんには引退を決断したときにすぐ連絡すると「おつかれさま」の一言だったと笑う。

諦めかけたタイミングのドラフト指名「本当にうれしかった」

  • 祖父江さんが話す様子

    大学時代からプロ野球を目指した祖父江さん。社会人4年目の最後の年に入団できてうれしかった」と話す

愛知高から愛知大、トヨタ自動車を経て2013年ドラフト5位で中日入りした祖父江さん。社会人4年目で諦めかけていた中での指名となり「ギリギリで地元のドラゴンズに入ることができて本当にうれしかった」と回顧する。

  • 1年目から祖父江さんを積極的に起用した森さん

    1年目から祖父江さんを積極的に起用した森さん

祖父江さんが入団した当時、「リリーフをやりたいという投手が入ってくると聞いていた。それならどんどん使わなきゃいけないなとは思っていた」と森さん。その言葉通り、祖父江さんは1年目から積極的に起用され54試合に登板した。祖父江さんは「プロのレベルの高さに驚いた」というものの、プロ初登板の巨人戦は3人で抑えたことでちょっとだけ自信につながったと振り返った。

森さんは「大事なところでも行かせたと思う」とルーキーの抜てきに戸惑いはなかったという。

  • 2人が話す様子

    「よりいい場面で投げさせてもらった」ことが経験となり、自信につながった

そんな祖父江さんがプロでの手ごたえを感じたのが、30歳になった入団5年目の2018年だった。

監督になっていた森さんは、祖父江さんを主にセットアッパーとして起用。「浅尾、岩瀬の力が衰えていた時期」と説明し、抑えの田島とともに終盤を担っていた。この年、祖父江さんはルーキーイヤー以来の50試合を超える51試合に登板し、17ホールドをあげ勝利に貢献した。

祖父江さんは「よりいい場面で投げさせてもらったことが経験となって自信になった」と話す。

「そこじゃねーだろ!」谷繁から怒られ…

  • 谷繁さんについて話す祖父江さん

    谷繁に怒られたことが思い出に。とはいえ「谷繁さんとバッテリーを組んでみたかった」と話す祖父江さん

12年間の現役生活で印象深い出来事としては当時、選手兼任監督だった谷繁に怒られたことだという。試合中、1塁ベースカバーに入った際に転倒しユニホームが泥だらけに。そのまま投球を続けていると谷繁がマウンドに来て「気になるのか!」とタオルを投げられた。受け取った祖父江さんは焦っていて最初に顔を拭いたら「そこじゃねーだろ!」と怒られたと懐かしんだ。

  • 2人が話す様子

    最優秀中継ぎ投手賞を受賞した2020年は「ちょうど時期がよかった」と振り返る

最後に28ホールドの成績でプロ野球人生で唯一のタイトル獲得となった2020年の最優秀中継ぎ投手賞については「あの年はコロナの影響で開幕が6月だった。僕はいつも5月が調子悪いのでそれがなかったからかな」と笑っていた。

祖父江大輔さん、12年間お疲れさまでした!

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