-
森繁和(左)と祖父江大輔(右)
中日元監督・森繁和と今季限りで現役を引退した中日・祖父江大輔との師弟トーク第1弾。
ソフトバンクが日本一になった日本シリーズなどを振り返る。
祖父江も脱帽した柳田の一撃と鷹打線の威圧感
-
日本シリーズの印象について語る祖父江
今季の日本シリーズはリーグ優勝を果たした阪神とソフトバンクが11年ぶりに激突した。
先勝した阪神は第2戦に約2カ月間戦列を離れていたデュプランティエを先発に起用したが、これが裏目に出て2回途中7失点と大乱調。奇策は失敗に終わった。
森「この起用は阪神の勢いを止めてしまったのかなと思う」と振り返る。
森は同じ負けるにしても負け方があったのではないかと言い、才木を第3戦に回した藤川監督の采配に首をかしげていた。
-
第5戦の柳田のホームランについて語る祖父江
祖父江さんがポイントにあげたのは第5戦。
8回、ランナーを一人置いて打者・柳田対投手石井の場面に注目。石井は今季NPB新記録の50試合連続無失点を記録したセットアッパー。
祖父江は自分のことのように見守ったという。「同じ中継ぎとして厳しい(場面だ)なあ」と思ったというが、結果は柳田に軍配。同点の2点本塁打となって試合を振り出しに戻し、
勢いにのったソフトバンクが勝ち越して日本一に輝いた。
祖父江「外のいい球だった。柳田選手がよく打ったなっていうのもあります」
森「それまで1点も取られてないところであのボール(ストレート)を投げるっていうのは間違いではない。シーズンでもそうしてきたのだし。これは打った方を褒めるしかない」と脱帽していた。
-
ソフトバンク打線について語る森
森の戦前の予想では両チームの実力が均衡しているので第7戦までもつれ込むと想定していたが結果的には第5戦で終わってしまった。
その理由としてソフトバンク打線には威圧感があったと説明した。
森「9番にリーグの首位打者がいたり本塁打も効果的に出た」と話した。
祖父江は「ソフトバンクは一発も気にしないといけない打線だし、さらにランナーで足を使ってくる選手も多いのでピッチャー目線だと投げづらい打線だ」と感想を話していた。
山本MVPと「雰囲気を変えた」佐々木朗希 森が提言する来季の起用法
-
山本由伸について語る森
続いて話題は、対戦成績4勝3敗でドジャースが球団史上初の世界一連覇を達成したワールドシリーズに移った。
延長18回の熱戦に山本由伸のMVP受賞など見どころ満載だったシリーズについて祖父江は「マンガの世界の出来事みたいだった」と振り返った。
森はシリーズ3勝をあげ“中0日”の連投もした山本を「ロバーツ監督の山本への信頼度が上がった結果」と第2戦での完投勝利がきっかけだったのではないかと話し、祖父江も山本が第7戦にリリーフ登板した時は「本当にすごいという言葉しか見つからなかった」と感心していた。
-
佐々木朗希の起用法について語る森
また、リリーフとして活躍した佐々木朗希について森は「ブルペン陣の雰囲気を変える起用だった」とドジャースベンチの決断を称えた。
佐々木は5月に故障者リスト入りしたが、長いリハビリを経て9月にようやくリリーフとして復帰。ワールドシリーズでもリリーフに回った。
来季について森は「中4日で100球を投げる方が向いてると思う」と先発に戻すべきだとの見方を示した。
森「今季のワールドシリーズは久しぶり(9年ぶり)に第7戦までいって楽しめた」と話し、今シーズンの野球シーズンを総括した。
この記事の番組を動画配信で観る
この記事をシェアする





